発表　第54回エミー賞　『フレンズ』＆Ｊアニストン 悲願達成！

米国時間9月22日、テレビ界のアカデミー賞とよばれる、テレビ業界最大のイベント、エミー賞授賞式(The 54th Primetime Emmy Awards)が開催されました。

ドラマ部門では、『ザ・ホワイトハウス』(原題:"The West wing")が3年連続で作品賞を受賞。さらに主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞も受賞し、圧倒的な強さを見せつけました。いよいよ日本でも10月から放送(NHK総合)が始まります。日本でもかなりの人気が出ることはまず間違いないでしょう。

コメディ部門では、『フレンズ』が作品賞を受賞、そしてジェニファー・アニストンが主演女優賞を見事獲得しました。『フレンズ』はこれまで人気・視聴率で圧倒的な支持を得てきたにもかかわらず、作品賞は一度もとったことがなく、キャストの受賞も1998年にリサ・クドローが助演女優賞を受賞しただけでした。それだけに、この作品賞と主演女優賞の受賞は、キャスト、関係者そしてファンのみんなにとって最高にうれしい出来事でしょう。こちらも10月からWOWOWで新シーズンが始まります。ぜひチェックしたいですね。

コメディ部門で、もうひとつ目を引くのは『Everybody Loves Raymond』。主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞をみごと受賞しました。全米ではすでに『フレンズ』と人気を二分するほどの人気ファミリーコメディ番組ですが、こちらもまたタイミングよく、来年早々に日本での放送が予定されています(LaLa TV 2003年1月～)。海外ドラマファンにとって見逃せない番組がまた一つ増えそうです。

最後に、やはりというべきでしょう。ミニ・シリーズ部門では、スティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスが制作した超大作『バンド・オブ・ブラザース』が作品賞、監督賞などを受賞しました。この夏、WOWOWでの放送を観て、その迫力・リアルさに感動した人も多いことでしょう。それにしてもこの『バンド・オブ・ブラザース』といい、『ザ・ホワイトハウス』といい、『ダーク・エンジェル』といい、最近、本当にスケールの大きいドラマが目立ちますね。

ということで、今回のエミー賞は、まさにこれから日本に押し寄せようとしている作品群が受賞するというエキサイティングな展開になりました。この秋は、まさに今、アメリカで人気絶頂の番組を体験できる素晴らしいTVシーズンになります。しっかりと楽しんでいきましょう!