「ウォーキング・デッド」スティーヴン・ユァン、グレン役は「退屈だった」と衝撃発言

人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」スティーヴン・ユァン(34)が、番組出演当時のフラストレーションを回想。グレン役は「退屈だった」と、ファンにとっては衝撃的な発言を行った。

スティーヴン・ユァンはグレン・リー役として、「ウォーキング・デッド」にシーズン1から7まで出演。人気の高いキャラクターだっただけに、その壮絶な死に方は大きな衝撃を与えた。

しかしユァンはSlateのインタビューで、「グレンを退屈だと感じていた」と告白。出演当時は、「番組のファンには決して明かせないようなフラストレーションを抱えていた」と述べている。

スティーヴン・ユァンいわく、グレンは「いいやつで、頼れて、周囲を助け、温和な」キャラクター。だからこそ「退屈だった」と彼は振り返る。「韓国の男として、自分はつまらない存在じゃない」との自負があったとも。

とはいえブレイクのきっかけとなった「ウォーキング・デッド」に対しては、「信じられないほどに感謝している」ことを強調している。「番組で最高の時間を過ごしたかって?　そりゃそうさ!」と、「生涯の友情」を育み、「多くを学んだ」と述べた。

「それでも窮屈だったのは確かだ。自分自身をすべてさらけ出せるような現場ではないと感じていた。でも一部は自分の責任でもあるんだ。初めて現場に入ったとき、周囲から求められる通りに役を演じていたんだから。時が経つとともに、自分がそこからはみ出してしまっただけのことなんだ」