「エアロスミス」ジョー・ペリー、コンサート出演後に救急搬送

米ロックバンド「エアロスミス」のギタリスト、ジョー・ペリー(68)が、コンサート出演後に病院へ搬送された。

ジョー・ペリーは、11月10日、米ニューヨークで行われたコンサートにて、ビリー・ジョエルのコンサートにゲスト出演。米TMZによれば、楽曲パフォーマンスを終えた後、ステージを降りて楽屋へ向かったが、そこで倒れた。関係者によれば「非常に苦しそう」に見えたという。

現場に駆け付けた救命士が、40分にわたりその場で対応したが、目撃者は「楽屋はパニック状態だった」と証言。呼吸を助けるために気管にチューブが挿管されたとの証言もあり、「ジョーの状態が良いとは思えなかった」と話している。ペリーはその後、病院へ搬送された。

ジョー・ペリーの関係者は同メディアに対し、「ここ数週間、本人は呼吸器に問題があった」と説明、肺の充血が関係していると述べている。ペリーは意識を取り戻しており、状態は良好だという。

一方で、ビリー・ジョエルは楽屋での騒ぎを知らされず、コンサートを最後までやり遂げたとのこと。これはスムーズな搬送のためでもあったと伝えられている。