ゼイン、イスラム教徒をやめたことを告白！ 今は「何も信じていない」という彼が最も大切にすることとは？

元「ワン・ダイレクション」メンバーで現在ロソアーティストとして活躍中のゼイン(25)が、これまで信仰していたイスラム教をやめたことを明かした。

ゼインは英国のVogueのインタビューで宗教のことについて聞かれたが、現在はどの宗教も信じていないことを告白。彼は「自分がイスラム教徒だとは公言しないな。もう違う」と断言した。

宗教よりも“善人である”ことに重きを置いていると話すゼイン。「特定の肉を食べなかったり、特定の言語で1日5回お祈りをする必要はないと思うんだ。そういうのはどれも信じていない。僕が信じているのは、自分がただ善人であれば、すべてはうまくいくということ」と、自分なりの信念を大切にしていることを明かした。

ゼインは先日、家族や恋人のジジ・ハディッドと共にイスラム教の宗教的な祝日「イード・アル=アドハー」をお祝いした。生まれたときから両親によってイスラム教徒として育てられてきた彼だが、「両親はいつも僕に、好きな宗教を選ぶ選択肢を与えていてくれた」そうで、イスラム教徒をやめることは難しくなかったと語った。

ゼインはイスラム教に関し、過去に「今はイスラム教のしきたり(おいのり等)を実践しているわけではないけど、イスラム信仰という環境の中で常に育ってきたから、それはいつも自分の中にあるものなんだ。イスラムの文化もね。でも僕は僕。信仰する宗教やバックグラウンドによって、僕がどんな人間かを決めつけられるのは嫌だな」と、イスラム文化とともに生きていることは認めながらも、宗教によって自分を定義されるされることを嫌ったようだ。

一方、ゼインがイスラム教徒をやめたことに対し、ネット上では様々な意見が。「ゼインがイスラム教を去ったの?失恋したときのように、胸が痛む」など批判的な意見や、逆に「自分が決断したなら、宗教をやめる権利はある。やめるという選択肢の扉は常にあるはず」と、肯定的な声もあがっている。