「スター・ウォーズ」1作目で実際に使用されたライトセーバーがオークションに！ ところが使用した本人マーク・ハミルが注意をよびかけ！？

人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズにて、マーク・ハミル演じるルーク・スカイウォーカーが実際に映画で使用した「オリジナル」ライトセーバーがオークションに出品されることとなったが、マーク本人が、これに入札しようとする人へ、あることを呼びかけた。

Fortuneによると今回オークション会社「Profiles In
History」が出品するのは、1977年に公開されたシリーズ第1作目「スター・ウォーズ
エピソードⅣ/新たなる希望」で、若いルーク・スカイウォーカーが「実際に使っていた」というライトセーバー。これは15万ドル(約1650万円)以上の高値で落札されると予想されている。

しかし今回このオークションに関し、ルーク役のマーク・ハミルがある忠告をツイート。

彼は「知っておいてほしい。映画で僕が『実際に使った』ライトセーバーは一つではない。自分用やスタント用に沢山、本当に沢山のライトセーバーを使った。予備用の小道具を用意するのは映画製作において常識だ。僕の手を切るシーンで使われたものでは、先端部がスポンジでできたものもいくつか作られたんだから!」と、映画製作時には沢山のライトセーバーを使用したことを明かし、入札する際に知っておいてほしいと忠告した。

Be Advised-There was no ONE lightsaber I used in the films, but many, MANY, both for myself & my stunt-double. Multiple duplicate back-up props are commonplace during production-When the handle ridges were cutting my hands, they even made a few w/ soft sponge ridges! #BuyerBeware https://t.co/C6Tv4TGIPy

— Mark Hamill (@HamillHimself) 2018年12月4日

撮影で実際に使われたアイテムは貴重なものであることには変わりはないが、しかしそれが世界でたった一つのものである、という誤った認識はもってもらいたくないと、当のマーク・ハミルは思ったようだ。

ちなみに同オークションに出品されるスター・ウォーズ関連商品は、ライトセーバーの他にも多数あるという。シリーズに幾度となく登場する宇宙戦闘機「TIEファイター」のヘルメット、C-3POの頭、トルーパーのヘルメット、更にはマーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、デイジー・リドリーらのサインが入ったファースト・オーダーのトルーパーのヘルメットというプレミア商品も出品される。

この「スター・ウォーズ」商品を含むオークションは米ロサンゼルスにて、12月11日～13日の間で開催。