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ミシェル・ウィリアムズ、元婚約者ヒース・レジャーの死について初めて語る

2010年12月28日
人気海外ドラマ「ドーソンズ・クリーク」でジェン・リンドリー役を演じていたミシェル・ウィリアムズが、米ABCネットワークのニュース番組のインタビューに応じ、元婚約者ヒース・レジャーの死について赤裸々に語った。

ミシェルとヒースは映画「ブロークバック・マウンテン」での共演がきっかけで交際がスタート。2005年に婚約し、同年10月28日には娘が誕生したが、2007年9月に破局した。そして、ヒースは破局から4ヵ月後の2008年1月22日、薬の併用・過剰摂取による急性薬物中毒で死亡。ミシェルはヒースが他界した10日後に悲しみの声明文を発表したが、これまで彼の死についてインタビューで語ることはなかった。

ミシェルは、12月21日に放送されたニュース番組「Nightline」のインタビューで、「ある意味、彼が亡くなった年を恋しく思っているの。だって、あの年には沢山の可能性があったのよ。(ヒースの死によって)一瞬のうちに消えてしまったけれど」と語った。

ヒースが亡くなってから1年ほどは、すぐそこに彼が居るような感覚だったと語った彼女は、ヒースの死を乗り越えるために、ベストセラー本「The Year of Magical Thinking」を読んだことも明かした。この本は、女流作家ジョーン・ディディオンが夫を亡くした翌年執筆した作品。大切な人の死を乗り越える手助けをしてくれる本として高く評価され、ピュリッツァー賞などを受賞している。

「彼がひょっこり部屋に入ってきたり、ふと茂みから姿を現すんじゃないかっていう気がしていたの。まるで魔法をかけられたような考え方をしていた、そんな年だったわ。でも、時が経つにつれそんな魔法も解けてしまう。悲しいことよね」

ミシェルは、今月全米公開された映画「Blue Valentine」で、第68回ゴールデン・グローブ賞映画部門主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされた。私生活ではシングルマザーとして、ヒースとの間にもうけた娘と幸せな日々を送っている。

「彼が亡くなったという状況は把握できているのだけど、彼が亡くなったという事実は今だに理解できていない。彼がなぜ亡くなったのか、なぜ逝ってしまったのか、その理由がどうしても見つからないの」

そう語るミシェルだが、彼女を救ったのはジョーンの本に書かれていた次の一節だったと明かした。

“本当に全てを失ったとしても悲観しないで。あなたは失うという経験を得た豊かな人間になれたのだから”
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