『ザ・シンプソンズ』新シーズンの出足も好調

人気アニメ『ザ・シンプソンズ』の第14シーズンがアメリカで好調なスタートを切った。11月3日に放送された第1話は、全米で1670万人が視聴し、週間視聴率ベスト10入りも果たす人気ぶり。

この快挙におどろいたのは、『ザ・シンプソンズ』の制作チーム。11月3日に放送されたのは、『ザ・シンプソンズ』毎年恒例のハロウィン・エピソードだったため、多くの人が注目しているとは思ったが、視聴率がトップ10入りするほど期待はしていなかったという。しかし、このうれしいサプライズに制作チームは誰もがほくほくしているようだ。

今年春、クリエイターのマット・グローニングが「終了近し」とコメントしたとの報道がなされアメリカはもちろん、全世界で話題をよんだ『ザ・シンプソンズ』。しかしその直後、グローニングがこの報道を否定。「今後、何年にもわたって新しい冒険を続けていく」と発表し、ファンを安心させた。

そのグローニングの言葉を裏づけるように、『ザ・シンプソンズ』の声優たちは、すでに第15シーズン出演契約を交わしており、来シーズン放映はほぼ確定している模様。制作チームの中には、「最低あと5年は続くと思うよ」と話す者もおり、当分『ザ・シンプソンズ』は安泰のようだ。

新シーズンも絶好調の『ザ・シンプソンズ』。今後のホーマーたちの活躍にますます注目することとしよう。