第68回ゴールデン・グローブ賞のプレゼンター発表!賞レースの行方は…?

2011年1月16日(日本時間17日)にロサンゼルスのザ・ビバリー・ヒルトンで開催される第68回ゴールデン・グローブ賞授賞式のプレゼンターに、ジェニファー・ロペス、ロバート・パティンソンらが決定した。

ハリウッド外国人映画記者協会の発表によると、今年の授賞式はプレゼンターとして、「アメリカン・アイドル」の新審査員に就任したジェニファー・ロペス、映画「カジノ・ジャック～史上最悪のロビイスト～」で映画部門・男優賞にノミネートされているケヴィン・スペイシーのほか、映画「トワイライト」シリーズで人気急上昇中のロバート・パティンソンが登場。また、昨年、映画「インビクタス/負けざる者たち」でノミネートされたマット・デイモンと、TV映画「Taking Chance」で受賞したケヴィン・ベーコンもプレゼンターを務める。

ゴールデン・グローブ賞は、映画とTVの両方を対象にした賞で、ハリウッド外国人映画記者協会の会員の投票により選定される。アカデミー賞、エミー賞の前哨戦として世界的に注目度も高く、外国人の視点から新しいタイプの作品がいち早く評価される賞とも言われている。

今年、映画部門では、斬新な作風で大ヒットしたSFアクション映画「インセプション」が主要3部門にノミネートされているほか、Facebookの内幕を描いた「ソーシャル・ネットワーク」、マーク・ウォールバーグがボクサーに扮した実録ドラマ「The Fighter」が6部門にノミネート。

また、TV部門では、新しい試みに次々とチャレンジしているShowtime、HBOといったケーブル局の人気作品が多数ノミネートされ、「デクスター　警察官は殺人鬼」「ウォーキング・デッド」といった異色作がドラマ・シリーズ部門・作品賞にノミネートされている。

このほか、国民的人気を博し、最多ノミネートされたミュージック・ドラマ「glee/グリー」が最終的に何部門受賞できるのかも気になるところ。

ゴールデン・グローブ賞では初ノミネートとなったエミー賞3年連続受賞のブライアン・クランストン(「ブレイキング・バッド」)、ジム・パーソンズ(「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」)など、今年の新顔がトロフィーを手にできるのかにも注目が集まっている。

授賞式の司会進行役は昨年に引き続き、英国オリジナル版「The Office」で2004年にドラマ・シリーズ部門主演男優賞を受賞しているリッキー・ジャーヴェイス。

当日は、ブルース・ウィリス、サンドラ・ブロック、ヘレン・ミレン、スカーレット・ヨハンソン、ロバート・ダウニー・Jrらトップ俳優たちが顔を揃えるのはもちろん、映画「トロン:レガシー」のギャレット・ヘドランド、映画「スター・トレック」のクリス・ヘムズワース、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のケイリー・クオコなど、注目のスターも登場する。

なお、授賞式の模様はNBCネットワークが全米に向けて生中継するほか、160カ国以上で放送予定。日本でもAXNにて独占放送される。
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