絶好調の「ハワイ5-0」リメイク版、豪華ゲスト出演が続々決定

70年代を代表する人気海外ドラマ「ハワイ5-0」のリメイク版で、昨年秋よりCBSネットワークで放送中の「HAWAII FIVE-0(原題)」。これまでにも、マシ・オカなど人気スターがゲストとして登場しているが、この度、ショーン・P・ディディ・コムズとラリサ・オレイニクのゲスト出演が発表された。

ショーン・P・ディディ・コムズは、言わずとしれたヒップホップ/R&B界のトップ・プロデューサー。ショーン・パフィ・コムズ(Sean Puffy Combs)、パフ・ダディー(Puff Daddy)、P・ディディ(P. Diddy)、ディディ(Diddy)と、MCネームを頻繁に変えることでも有名で、バッド・ボーイ・エンターテインメントの最高経営責任者としてだけでなく、実業家としても活躍し、映画やドラマにも出演している。昨年12月には、旬の人だけが選ばれる「サタデー・ナイト・ライブ」の司会を務めて注目を集めた。

米TVガイドによると、ショーンが演じるのは、ニューヨークの刑事レジー・ウィリアムズ役。家族が凶悪犯罪に巻き込まれたレジーは、その加害者を追ってホノルルにやって来るが、正義感に燃えるあまり暴走して、ハワイ5-0チームと衝突することになるという。

ショーンは今回、本格的なアクションに取り組むために、アメリカ海軍の特殊部隊の訓練に参加し、武器訓練を受ける予定とのこと。なお、登場するエピソードでは、ショーンの数々のヒット曲がBGMとして流れるとのことだ。

また、ハーバード大卒の元CIAアナリスト、ジェシカ・ケイ役にキャスティングされたラリサ・オレイニクは、ひょんなことから超能力を身につけた少女を演じた人気海外ドラマ「おまかせアレックス」で有名。ヒース・レジャー主演映画「恋のからさわぎ」にも出演しているほか、最近では「マッドメン」でケン・コスグローブの婚約者を演じている。

ラリサ演じるジェシカは、シリーズ最大の宿敵とされるウォー・ファット(演:マーク・ダカスコス)にCIAエージェントだったフィアンセを殺されたという設定で、ウォーを追い詰めていく主人公スティーブ・マクギャレット(演:アレックス・オローリン)を助ける展開になるとのこと。さらに、ラリサは、シーズン2にレギュラーとして出演する可能性もあるという。

ハワイ州知事直属の特別捜査班に所属する警察官たちが主人公の「ハワイ5-0」をリメイクした「HAWAII FIVE-0」は、1月に開催されたピープルズ・チョイス・アワードで、Favorite New TV Drama(新TVドラマ)を受賞。米ニューヨーク・タイムズは、新ドラマながらも昨年のドラマ視聴率トップ20入りした同作を、2010-11年シーズンにスタートした新作ドラマの中で最も人気があると評価している。

12シーズンにわたり放送されたオリジナル版「ハワイ5-0」には、実に多くのキャラクターが登場した。リメイク版にも、その多くが復活すると見られており、今後も人気キャラクターを誰が演じることになるのか、そのキャスティングが注目されている。
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