第63回全米脚本家組合賞、「マッドメン」「Modern Family」などが受賞

2月5日、第63回全米脚本家組合賞(Writers Guild Awards)授賞式が開催された。「マッドメン」「Modern Family」「30 ROCK/サーティー・ロック」を手掛けた脚本家たちが授与した。

全米脚本家組合賞(通称WGA賞)とは、東部全米脚本家組合と西部全米脚本家組合が毎年、映画、TV、ラジオなどのメディア業界で活躍する脚本家たちの仕事を評価して選出する賞。TV部門はドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなど17部門から構成される。

ドラマ・シリーズ賞、エピソディック・ドラマ賞に選ばれたのは、「マッドメン」。ドラマ・シリーズ部門で受賞するのは今回で3度目。

コメディ・シリーズ賞は「Modern Family」に贈られた。昨年は新シリーズ部門、エピソディック・コメディ部門で受賞したが、コメディ・シリーズ賞を受賞するのは今回が初めて。

エピソディック・コメディ部門では「30 Rock」が受賞。「30 Rock」は2008年から2010年まで3年連続でコメディ・シリーズ賞を獲得してきたが、今回は「Modern Family」に賞をゆずる形となった。

「マッドメン」と「Modern Family」は、1月22日に行われた、プロデューサーたちに贈られるPGA(The Producers Guild of America)賞でも受賞しており、どちらの作品も制作スタッフが高い評価を受けている。

主なTV部門の受賞結果は以下の通り。

◇ドラマ・シリーズ部門
「マッドメン」(AMC)
Matthew Weinerほか11名

◇コメディ・シリーズ部門
「Modern Family」(ABC)
Bill Wrubelほか13名

◇エピソディック・ドラマ部門
「マッドメン」(AMC)エピソード「The Chrysanthemum and the Sword」
Erin Levy

◇エピソディック・コメディ部門
「30 ROCK/サーティー・ロック」(NBC)エピソード「When It Rains, It Pours」
Robert Carlock

◇新シリーズ部門
「Boardwalk Empire」(HBO)
Meg Jacksonほか7名
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