チャーリー・シーン、暴言が原因で「ハーパー★ボーイズ」今シーズンの制作がすべてキャンセルに

チャーリー・シーン主演の人気コメディ・シリーズ「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」(原題:"Two and a Half Men")の、今シーズンの残りのエピソードが制作されないことが明らかになった。

CBSとワーナー・ブラザーズ・テレビジョンの発表によると、今シーズン16話まで収録された後、主演のチャーリー・シーンの緊急入院、およびそれに続くリハビリ療養により、撮影が中断していた「ハーパー★ボーイズ」の残り8話の収録・放送がキャンセルされることになった。

先週2月17日木曜日、チャーリーがラジオ番組に出演し、番組の共同制作者、チャック・ローリーについて暴言を吐いたことが直接の原因とされるが、最近、チャーリーはさまざまなメディアを通して、チャックに対する侮蔑的な発言を繰り返しており、放送局のエグゼクティブなどから警告を受けていたという。

CBSとワーナーは「チャーリー・シーンの発言、行動、状態などを総合的に見て、我々は、今シーズンの残りのエピソードについて『ハーパー★ボーイズ』の制作を中止することを決定した」との声明を出した。

これによって、今シーズンの「ハーパー★ボーイズ」は、2月14日に放送された第16話をもって終了。来シーズン以降の番組の存続については未定だが、チャーリーと、制作者やエグゼクティブとの間に修復しがたい溝が出来てしまったことは間違いない。
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