「24」の人気女優2人が新作ドラマに出演

人気海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」のシーズン7と8でアメリカ初の女性大統領役を演じていたチェリー・ジョーンズと、シーズン6でCTU上級スタッフのナディア・ヤセル役を演じたマリソル・ニコルズが、新作ドラマのパイロットに出演することが明らかになった。

米TVガイドによると、チェリー・ジョーンズが出演するのはNBCで放送される超常現象ドラマ「REM」。衝撃的な交通事故にあった警察官が、2つの異なる世界の中で意識を取り戻す物語で、チェリーは、そのうちの1つの世界に登場する精神科医の役を演じる。そこでは主人公の妻が殺害され、チェリーの演じる役は主人公を治療することになるという。製作総指揮は「24」を手がけたハワード・ゴードンが務める。

主人公は映画「ハリー・ポッター」シリーズのジェイソン・アイザックスが演じる。ほかにも、「ザット’70sショー」のウィルマー・バルデラマ、「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」のB・D・ウォン、「ザ・プラクティス～ボストン弁護士ファイル」のスティーヴ・ハリス、「4400 未知からの生還者」のローラ・アレン、「女捜査官グレイス ～天使の保護観察中」のディラン・ミネットの出演が決定している。

一方、マリソル・ニコルズが出演するのはABCの新作ドラマ「Good Christian Bitches」。この作品は「Sex and the City」のクリエーター、ダーレン・スターが製作総指揮を務める注目作で、学生時代、いじめっ子だった女性が、地元に出戻り人生をやり直そうと奮闘する物語。マリソルは、主人公の元クラスメートで現在は不動産エージェントをしているヘザーという役を演じる。

同作の主人公には「女検死医ジョーダン」レスリー・ビブがキャスティングされている。ほかにも「glee/グリー」のジェニファー・アスペン、「ダメージ」のミリアム・ショア、「Joan of Arcadia」のアニー・ポッツ、「ザ・ホワイトハウス」のクリスティン・チェノウェスの出演も決まっている。

ちなみに、この作品は、女性を卑下する「Bitches」という単語をタイトルに入れているため、市民団体のメディア監視団体PTCから目を付けられており、秋からの放送が正式に決定した場合は変更するようにと強く提言されている。

「24」の演技が評価されエミー賞を獲得したチェリーと、ラテン系のアカデミー賞 ALMA Awardに2年連続してノミネートされたマリソル。新ドラマでの活躍が期待される。
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