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【インタビュー】「glee」ジェーン・リンチ: 会えて一番うれしかったゲストは・・?

2011年4月4日
人気ミュージック海外ドラマ「glee/グリー」でグリー部の天敵スー・シルベスターを演じ、名誉あるエミー賞、ゴールデン・グローブ賞などを獲得しているジェーン・リンチが、アメリカで3月18日に公開された映画「Paul」のプロモーションのためにトークショー「Jimmy Kimmel Live」に出演し、さまざまな楽しい話を提供してくれた。

まずホストのジミー・キンメルから、「こんなにも有名になると、街でキャーキャー騒がれるのでは?」と聞かれたジェーンは、「私よりも、グリー部のメンバーたちの方が騒がれるの」と回答。

「きっとみんな怒鳴られると思ってジェーンのことを恐れているんだよ。当然ファンの子たちに怒鳴ったりしないよね。」とジミーが冗談を言うと、ジェーンは苦笑しながら、「怒鳴らないわよ。とても優しく接しているわ」と、「glee」のスー先生とは違うなごやかな雰囲気で答えた。

【動画】ジミー・キンメル・ライブに登場したジェーン・リンチ(1)


「glee」は色んな人に愛されている番組だが、ジェーンが子どもの頃追っかけていたテレビ番組は「Happy Days」だという。日本では放送されていないが、1974年から1984年までアメリカで放送されていた大ヒットのファミリー向けコメディ・シリーズ。「アポロ13」や「ビューティフル・マインド」の監督を務め、「ビューティフル・マインド」ではアカデミー最優秀監督賞を獲得した名監督ロン・ハワードは、実はこの「Happy Days」で赤毛のおちゃめなティーンを演じて大ブレイクした。

ジェーンは「Happy Days」に出演していたロン・ハワードが大好きだったらしく、「Happy Days」のプロモーションのためにラジオ出演したロンとどうしても話したくて、当時13歳だったジェーンは何回もラジオ局に電話をかけて、ついにロンと話すことに成功した、という熱狂ぶりを楽しそうに語った。

「glee」にはこれまでに数多くの豪華ゲストが出演したが、ジェーンが会えて最も嬉しかったゲストはオリビア・ニュートン=ジョンだそうだ。大好きなオリビアと大好きなジョン・トラボルタが共演した1978年の映画「グリース」を見て、“爆発”するぐらい嬉しかったジェーンは、後にペットの犬に「オリビア」という名前をつけたらしい。

「glee」のプロデューサー、ライアン・マーフィもオリビアの大ファンで、彼はオリビアに出演をお願いする熱い手紙を送り、その結果、オリビアは出演を決めたそうだ。シーズン1第17話でジェーンとオリビアはオリビアの名曲「Physical」のPVを一緒に作ることになる。

【動画】ジミー・キンメル・ライブに登場したジェーン・リンチ(2)


多忙なジェーンは、現在、自伝を筆記中。ただ、あまり気が乗らないらしく、飼っている太った老猫が書き物をする机の下でよくおもらしをしてしまうことを理由になかなか自伝に手をつけてないそうだ。

インタビューの最後には、ジェーンがカメオ出演している映画「Paul」のワンシーンを紹介。映画の内容はUFOおたくの2人のイギリス人がアメリカにUFOを探しに行って、宇宙人に遭遇するというコメディー。田舎のバーのカールいっぱいのブロンドのウェイトレスを演じるスーに観客は拍手を送った。
 
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