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「ライ・トゥー・ミー」プロデューサーがソニーと契約

2011年4月12日
クライム・サスペンス海外ドラマ「ライ・トゥー・ミー 嘘は真実を語る」シーズン1・2の製作総指揮を務めたショーン・ライアンが、ソニー・ ピクチャーズ・エンタテインメントの傘下にあるテレビ制作会社ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンと3年契約を結んだことが明らかになった。

ショーンは、「ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~」「ザ・ユニット 米軍極秘部隊」などを手がけてきた名プロデューサー。「ザ・シールド」は、生々しい暴力シーンが批判されることもあったが、激しいアクションと人間性の本質を描き出したドラマが大きな話題を呼び、エミー賞やゴールデン・グローブ賞などにも輝いている。最近では、表情・動作・声などから嘘を見抜いて事件捜査に協力する実在のスペシャリスト、ポール・エクマン博士をモデルにした「ライ・トゥー・ミー」といったヒット作の製作総指揮も務めていた。

米Deadlineによると、2005年に20世紀フォックス・テレビジョンと3年契約を結び、2008年にそれをさらに3年更新したショーンは、2011年6月1日の契約満了を控え、20世紀フォックス・テレビジョンだけでなく、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンとワーナー・ブラザーズ・テレビジョンからも、契約オファーを受けていた。

そして、このたび、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが最高額の契約金と、ショーンに有利な契約内容を提示したことで、彼はソニーとの契約に合意したという。

ショーンは、制作したドラマを全ネットワークに供給できると同時に、ケーブルネットワークにも進出している制作スタジオと契約したいと望んでいたとのこと。

ショーンと契約更新できなかった20世紀フォックス・テレビジョンの会長は、「ショーンは、当社のために数多くの素晴らしいプロジェクトを企画してくれた才能あるクリエーター。そして、よき友でもある。我々はみな、彼が去ってしまうことを残念に思っている。今後、ショーンがますます活躍することを祈っている」とはなむけの言葉を述べている。
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