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「24」映画版についてクロエ役メアリー=リン・ライスカブが語る

2011年4月12日
人気海外ドラマ「24-TWENTY FOUR-」のCTU情報部員クロエ・オブライエン役で人気を博したメアリー=リン・ライスカブが、「24」の映画プロジェクトについて語った。

神経質な仏頂面のキャラでありながら、主人公ジャックの信頼を得る有能な部下として活躍するクロエ役でブレイクしたメアリー。日本のファンからも絶大な支持を得ている彼女は、日本の震災直後には、Twitterでお見舞いの言葉をツイート。「痛みや恐怖で苦しんでいる日本のみなさんが心安らかになれるよう祈っています。私の心はみなさんと共にあります」と日本のファンに対してメッセージを送り、その温かい気遣いで日本のファンを感激させた。

そんな彼女は、最近、人気ドラマに次々とゲスト出演するなど、TVで活躍を見せている。

「ロイヤル・ペインズ~救命医ハンク~」では、シーズン2の第2話に、恋わずらいが原因で病院にやってきたニューバーグ夫人の義理の娘ブレイク役として登場。エミー賞を受賞している評判のコメディ・ドラマ「Modern Family」のシーズン2の第12話では、ゲイのミッチェルの元恋人トレイシー役を演じたほか、FOX放送のホーム・コメディ「Raising Hope」では3人の夫を持つ女性ターニャ役を好演した。

そして、去る4月9日、エミー賞を主催する米国テレビ芸術科学アカデミーが、学生の作品を対象に優秀な映像作品を選出する第32回カレッジ・テレビジョン・アワードが開催されたが、そのホストをメアリーが務めた。

米TVガイドの取材に答えた彼女は、「今、CBS放送のシットコム『How to be a Gentleman』のパイロットを撮影中よ。リス・ダービーが私の夫役で、本当に楽しいわ。今後、E!のトークショーに出演する予定もあるの」と、近況について語った。

新作ドラマ「How to be a Gentleman」は、「シックス・フィート・アンダー」のデヴィッド・ホーンズビーが企画・主演するコメディ。映画「パイレーツ・ロック」のリス・ダービー、「ふたりは友達?ウィル&グレイス」や映画「SUCK」のデイヴ・フォーリー、マット・ディロンの弟である俳優ケヴィン・ディロンも出演している。

コメディへの出演が続いている理由について、メアリーは、「これからは原点に立ち返ってコメディの分野で頑張りたいと思う」と語ったが、「24」への興味も失ってはいないようだ。

彼女は「24」映画版について問われると、「みんなそのことについて私に尋ねるわ。実現してほしいし、そうなると素晴らしいと思うわ。ファンも待ち望んでいることよ」とコメントし、映画出演に意欲を見せた。

先日、主演のキーファー・サザーランドが「映画は2012年夏公開」と明言したことからも、いったん後退していた「24」の映画プロジェクトが進む可能性は高いと見られているが、このインタビュー後、メアリーはTwitterで「映画プロジェクトについてまだ何も聞かされていない」と発言。

クロエなしの映画版はありえないと考えるファンも多いはずだが、果たしてどうなるのか? 今後の彼女の発言に注目していきたい。
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