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デビッド・E・ケリーが人気のリアリティ番組に反撃?

2003年3月7日
『アリー・myラブ』、『ザ・プラクティス~ボストン弁護士ファイル』、『シカゴ・ホープ』、『ピケット・フェンス~ブロック捜査メモ』など数々の大ヒットドラマを手がけてきた人気プロデューサー、デビッド・E・ケリーが、近年、アメリカで大人気のリアリティ番組に対抗するという。

リアリティ番組の流行で、脚本の必要がなくなり、脚本家たちの仕事まであやぶまれるのではないかと懸念しているというケリーが、『ザ・プラクティス』でリアリティ番組を皮肉ったエピソードを制作・放映するらしい。「Les Is More」というタイトルのこのエピソードでは、血迷った女性がCBS局の重役の1人を誘拐。その誘拐を利用し、被害者殺害というプロットも含んだ誘拐のリアリティ番組を制作。それをテレビ局に売ろうとするというストーリーになるという。CBS局の重役は、元役者だったCBS局の重役本人が演じることになるというからオドロキだ。

1ヶ月ほど前から、放送日を日曜日から月曜日に変更され、人気のリアリティ番組『Joe Millionaire』との視聴率争いを強いられ、番組史上最悪の視聴率を記録してしまった『ザ・プラクティス』。この斬新なエピソードでリアリティ番組に一矢を報いることができるか?名プロデューサーであり、名脚本家でもあるケリーの腕の見せ所といったところか。※ニュース記事の無断転載は固くお断りします。
 
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