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イギリス訛りが原因? 「X Factor」審査員シェリル・コール、早くも降板

2011年5月26日
全米で今秋より放送開始予定の大型オーディション番組「X Factor」の審査員に選ばれたイギリス出身の人気歌手のシェリル・コールが、番組を降板したことが明らかとなった。

今から約3週間前に審査員に決定したばかりのシェリル。米TMZが「X Factor」に近い関係者から得た情報によると、今回の降板の原因は、シェリルのイギリス訛りにあるという。番組プロデューサーたちが、シェリーのイギリス訛りはアメリカ視聴者には理解しにくいのではないかと心配した結果だという。

また、シェリルが、「X Factor」収録日当日に就任した審査員のポーラ・アブドゥルと仲が良くないことも降板の理由ではないかと伝えられている。

シェリルは2008年から2010年まで英版「X Factor」の審査員を務めており、今回の「X Factor」審査員就任には、番組のエグゼクティブ・プロデューサー、サイモン・コーウェルの後押しもあった。シェリルの名はアメリカではあまり知られていないため、米版「X Factor」の出演は彼女の知名度を上げるチャンスだったが、残念ながら番組放送前での降板となってしまった。

シェリルの降板によって空いた審査員の座には、番組ホストとして就任していた人気ポップガールズ・グループ、プッシーキャット・ドールズの元リードシンガー、ニコール・シャージンガーが就く予定だ。番組ホストはサイモンの意向により、ニコールとイギリスの人気TV司会者、スティーヴ・ジョーンズの2人が共同で務める予定だったが、ニコールが抜けたことでホストは1人となる。ホストがこのままスティーヴ1人になるのか、新たな人物が加わるのかは不明だ。

シェリルが降板した現在、審査員サイモン、ポール、ニコール、そして、大手レコードレーベル、アイランド・デフ・ジャムの元会長、アントニオ ”L.A.” リードとなっている。
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