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「ゴシップガール」テイラー・モムセン、今夏の音楽活動について語る

2011年6月1日
子役として「グリンチ」「スパイキッズ2 失われた夢の島」といったヒット映画に出演、人気海外ドラマ「ゴシップガール」のジェニー・ハンフリー役を演じてブレイクしたテイラー・モムセン。

今年の7月に18歳となるテイラーが、最近、女優活動よりも、ロックバンド、The Pretty Reckless(プリティ・レックレス)のボーカルとして、音楽活動に力を入れているのは、既報の通り。下着同然のファッションでステージに現れ、観客に向かって胸をさらけ出すといった仰天パフォーマンスが批判されつつも、彼女の率直で大胆な行動やそのロックなサウンドは、多くのティーンたちから支持を受けている。

また、テイラーは、歌手マドンナが娘と創設したブランド、マテリアル・ガールの初代モデルに起用されるなど、いまや時代の最先端を行くティーンのアイコンとして注目を浴びる存在。今年はThe Pretty Recklessの日本デビューも決定し、彼女はバンド・メンバーを引き連れて夏の音楽フェスティバル、サマーソニックにも出演する。

そんなテイラーが、このたび米Zap2itのインタビューに登場、自身の音楽活動について語った。

「私たちはこれから2ヶ月ほど、ヨーロッパ、アジアやオーストラリアを回って、たくさんの夏フェスに出る予定なの。それから、秋にはアメリカに戻ってきて……ここからはまだオフレコ。あるビッグな発表をする予定なんだけど、本当に今から楽しみだわ」

The Pretty Recklessのデビューアルバム「Light Me Up」は当初アメリカ国内のみのリリースだったが、イギリスにも人気が飛び火し、ヨーロッパでもファンを増やし続けている。ビッグな発表というのは、ライブツアーに関することらしい。詳しいことは、「私のTwitterでのコメントをチェックしていてほしいわ」と、テイラーは付け加えた。

また、The Pretty Recklessの曲において、エモーショナルかつダークな歌詞を書いているテイラーは、創作活動の秘密についてこう語る。

「どこからインスピレーションを得ているのか、はっきりとは説明できないわ。それが分かったら、書くのがもっとバカみたいにラクになるはずだし。歌の内容は、ほとんど自分の人生について語ってるけど、あくまで比喩的に表現しているの。歌詞のセンテンスをひとつひとつ文字通りに受け取られたら困るけど、その中に私の人生が投影されていることは確かよ。そりゃ、フツウとはちょっと違うところがあるかもしれないけど。誰だって幼い頃から仕事をして、世界中を旅するような生活をしたら、フツウとは違う人生観や世界観を持つようになると思うわ」

そうコメントしたテイラーだが、実はほかの同世代の女の子たちと同じく、幼い頃からの憧れは、ブリトニー・スピアーズだったことを告白。

「ビートルズやニルヴァーナ、ザ・フーが大好きだったんだけど、私はダンスもやっていたから、ブリトニーの大ファンだったのよ。いま彼女が自分の好きなことをやれているんだったら、それはすばらしいことだと思うわ」

しばらくは音楽活動に力を入れるべく、「ゴシップガール」の次シーズン(シーズン5)にレギュラー出演はしないことになったテイラー。だが、彼女が何らかの形でゲスト出演する可能性はまだ残されている。持てる才能をいかんなく発揮して、我が道を進んでいくテイラーが、これからどんな活動で私たちを驚かせ、楽しませてくれるのか。今後ますます、テイラーの活躍から目が離せなくなりそうだ。
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