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ジャスティン・ビーバーそっくり少年 惜しくも第2のスーザン・ボイルならず

2011年6月8日
スーザン・ボイルを輩出したことでも有名なイギリスの人気タレント発掘オーディション番組「Britain’s Got Talent 2011」の決勝戦が行われ、大人顔負けの歌唱力を披露したジャスティン・ビーバーそっくり少年が惜しくも敗れるという波乱の結末を迎えた。

あまりの歌のうまさに世界が注目していた12歳のロナン・パーク(Ronan Parke)の人気を押さえ、トップに立ったのは24歳のジャイ・マクダウォル(Jai McDowell)だった。

【動画】なんて層が厚いんだ!? 早くもベテランの落ち着きをみせるジャイ・マクダウォル、ジャスティンそっくり少年ロナン、強烈なお姉キャラのエドワード・レイド


ジャスティン・ビーバーにそっくり少年ロナンの子供とは思えない歌声にも驚かされたが、優勝したジャイの歌唱力にも、思わず息をのんでしまう。ジェイの24歳と思えないベテラン然としたパフォーマンスとのびやかな歌声は、とても新人とは思えない。

惜しくも敗れてしまったロナンだが、「ジャイは本当に素晴らしい歌手だし、愛するべき人物で、勝者にふさわしいよ」と優勝したジェイを子供らしい純粋さで讃えた。

また、ロナンは「自分の姿を新聞の一面で見るのは超キモいって思ったけど、すごく貴重な経験だったよ。家族や友達たちが僕のことを本当に誇りに思ってくれて、100パーセントの力で僕を信じて支持してくれたんだ」とコメントしている。

優勝は逃したものの、約1ヶ月間にYouTubeで動画が300万回以上再生されるなど世界中から注目されたロナン。今後の活躍が楽しみだ。

さらに、お姉キャラとして強烈なインパクトを残し、まるでショーパブかのようなパフォーマンスで見る人を楽しませたエドワード・レイド(Edward Reid)も「この番組での経験は個人的にも大きな功績だし、本当に素晴らしかったわ。夢を叶えることができたんだもの」と、ここまでの道のりを振り返った。

個性豊かな挑戦者が揃った「Britain’s Got Talent」。層の厚さを感じさせるイギリスで、次回はどんな才能を発掘するのだろうか。
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