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チャーリー・シーン騒動を共演者が赤裸々に振り返る

2011年6月13日
今年はじめにチャーリー・シーンがクビになり、後釜にアシュトン・カッチャーがキャスティングされ放送継続することが決定した人気海外ドラマ「ハーパー★ボーイズ」。

同番組でチャーリーと絶妙な掛け合いを披露してきたアラン・ハーパー役のジョン・クライヤーが、人気トーク番組に出演し、一連の騒動を振り返った。

「ハーパー★ボーイズ」は、シーズン8までチャーリー・シーン主演で制作・放送されてきたが、今年1月末、チャーリーはリハビリ施設に入院。「ハーパー★ボーイズ」は撮影休止を余儀なくされた。

6月8日、デイヴィッド・レターマンが司会を務める人気深夜トーク番組「Late Show With David Letterman」にゲスト出演したジョンは、チャーリー・シーンがメルト・ダウンする様な気配は、全く感じなかったと告白した。

ジョンは、「自分には、チャーリーがなぜ奇行に走ったのかは分からない。みなと同じで、僕にとってもミステリーなんだ」「これから一体、どうなってしまうのか、分からなかった」「番組を続けることでチャーリーを傷つけるのなら、もうやりたくないと、皆が思っていたしね。もう、どうすることもできない、誰もコントロールできない、そんな事態におちいってしまったんだ」と説明し、現場が混乱していたことを明かした。

【動画】チャーリー・シーンに何が起きていたのか? 共演者が語る


多くの人に迷惑をかけながら開始したチャーリーのリハビリ治療だが、順調には進まなかった。チャーリーは、問題発言や奇行を繰り返すようになり、製作総指揮者のチャック・ロリーを批判する言葉も頻繁に口にするようになった。そして、今年3月に番組を解雇されてしまった。

ジョンは、「芸能界で働いている人間で、ボスのことを悪く言ったらおしまいだよね」とコメント。チャーリーがプロデューサーのチャック・ローリーに対する批判や中傷を繰り返したことが、解雇の最大の原因だったことを示唆した。

ジョン自身も、チャーリーから、「トロール(インターネット上で挑発的な荒らし行為を行う人、という俗語)」と呼ばれたが、ジョンは、そのことは根に持っていないという。「チャーリーが(麻薬や酒から)クリーンでいられることを願っているよ」「家族と再会し絆を取り戻せられれば、良いと思う。チャーリーにとって、それが一番だと思う」と、コメントした。

ジョンはまた、チャーリーの後釜としてキャスティングされたアシュトン・カッチャーが、チャーリーに負けないユーモア・センスを持っていることも告白。プレス発表のために、一緒にプライベート・ジェットに乗った際、アシュトンが、「プライベート・ジェットの何が一番いいかっていうと、機内にナイフを持ち込めることだよな」と発言したエピソードを披露。間髪入れずにデヴィッドから、「第二章目も、最初の男と同様、クレイジーだな」と、突っ込まれていた。
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