「アメリカン・アイドル」シーズン11早くも始動、でも審査員はどうなるの?

全米、そして世界中で人気のオーディション番組「アメリカン・アイドル」。審査員を入れ替えて望んだ昨シーズン(シーズン10)は、終始、高い人気と視聴率を維持し、5月に盛大なフィナーレで幕を閉じた。

その余韻さめやらぬ中、早くも来シーズンのオーディション日程が発表された。6月28日のセントルイスを皮切りに、8月まで全米7都市で開催される。

6月28日:　セントルイス(ミズーリ州)
7月2日:　ポートランド(オレゴン州)
7月8日:　サンディエゴ(カリフォルニア州)
7月15日:　ピッツバーグ(ペンシルバニア州)
7月22日:　チャールストン(サウスカロライナ州)
7月29日:　デンバー(コロラド州)
8月26日:　ヒューストン(テキサス州)

参加資格は、年齢が15才から28才まで。米国で働くことができる(eligible to work in the U.S.)ことが条件となっている。

一方、気になるのが、審査員の動向。シーズン10から、人気ロックバンド、エアロスミスのスティーヴン・タイラーと、人気歌手・女優のジェニファー・ロペスが加わったことで、「アメアイ」が見事な復活を遂げたのは誰もが認めるところ。

一方、視聴率No.1番組「アメアイ」出演により、スティーヴン、ジェニファーの人気が再燃し、新曲がチャートインするなど、彼ら2人も「アメアイ」の恩恵を存分に受けているのも事実。

こうなると、当然、来シーズンも2人の出演は間違いないもの、と考えてしまうところだが、ジェニファー・ロペスは、未だに来期「アメアイ」の出演については、「わからない」としている。その理由について、さまざまな憶測が飛んでいるが、「アメアイ」出演によって、長期・長時間に渡って番組に拘束されることで、他の活動が制限されることを懸念しているのではないかという見方がある。

ジェニファー・ロペスは、夫のマーク・アンソニーと共に、ラテン・アメリカを回って新しい才能を発掘する新番組「QViva The Chosen!」の準備を着々と進めている。「アメアイ」で得た勢いを使って、自分のルーツであるラテン・アメリカに関わる活動に没頭したい、ということなのかもしれないが、そのために、せっかく盛り上げた「アメアイ」を降りてしまうことになるのか。ジェニファーの決断が注目されている。
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