「ナース・ジャッキー」ピーター・ファシネリが伝説のギャングを映画化

映画「トワイライト」シリーズ、「ナース・ジャッキー」などで活躍する人気俳優ピーター・ファシネリが、ボストンで名を馳せた実在のギャングを描く映画をプロデュースすることが明らかとなった。

米Hollywood Reporterによると、現在、ピーターは、ボストンのアイルランド系ギャングのボス、ホワイティ・バルガーについて書かれた本を基にした伝記映画の企画を進めているとのこと。

バルガーは、オスカーを受賞したマーティン・スコセッシ監督による映画「ディパーテッド」で、ジャック・ニコルソンが演じた役柄のモデルにもなった人物。彼は1970～80年代に19件の殺人、恐喝、マネーロンダリングなどの容疑で指名手配され、16年にわたって逃亡生活を送っていたが、先週6月22日にカリフォルニアのサンタ・モニカで逮捕された。

このたび、彼にとって初の映画プロデュースとなる企画についてFacebookで発表したピーター。彼の手元にすでに脚本はあるようだが、キャスティングなどの詳細は明らかにされていない。

ピーターは、TVシリーズ「シックス・フィート・アンダー」「ダメージ」のほか、「ナース・ジャッキー」の医師フィッチ・クーパー役でもおなじみ。映画では、「トワイライト」シリーズの外科医カーライル・カレン役でも知られている。2001年に、「ビバリーヒルズ高校/青春白書」のケリー役で有名なジェニー・ガースと結婚、彼女との間に3人の娘がいる。
{{4}}