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絶好調の「ウォーキング・デッド」ショーランナーが突然の降板

2011年7月27日
ゾンビをテーマにした人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のショーランナー(製作総責任者)を務めるフランク・ダラボンが、同作から降板すると、米Deadlineが報じた。

AMCで放送されている「ウォーキング・デッド」は、「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」で有名な映画監督フランク・ダラボンが、人気作家ロバート・カークマンのアメコミを実写化、5年の歳月をかけてTVシリーズ化を実現した話題作。ゾンビがはびこるアメリカを舞台に、サバイバルしていく人々の奮闘を描き、AMCのオリジナルドラマの視聴者数記録を塗り替えるヒットとなっている。

アメリカでは来期からシーズン2が放送される予定で、先日、米サンディエゴで開催されたコミコン・インターナショナルでも、フランクはロバート・カークマンらとパネルトークに出席し、来シーズンへの期待を語っていた。そのため、突然報じられたフランク降板のニュースは、メディアやファンを驚かせている。

Deadlineは、毎日のように仕事に追われるTVシリーズの制作は、フランクには合わなかったのではないかと報道。昨年12月、フランクは、彼の右腕として、「ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~」「しあわせの処方箋」のグレン・マザラを製作総指揮に加えた。そして、シーズン2の脚本をフリーランスの脚本家たちに任せようと考えたようだが、結局、放送局が勧めるとおり、従来通りのやり方でレギュラーの脚本家チームに書いてもらうことになったようだ。

一方で、今年3月、生存者たちが刑務所に逃げ込むストーリーになるシーズン2では、人気ホラー作家のスティーヴン・キングに脚本に参加してもらうという構想があることも報じられていた。

グレンがフランクに代わってショーランナーを務めることになるのかどうか、現在のところ、詳細は明らかになっていない。Deadlineは、先月のインタビューで、「TVは制作費を抑えなければならないけれど、制作のプロセスは基本的に映画と同じ。ただ、もっと急がされる。後になってとやかく言うヒマはないんだ。車輪が常に回転しているような感じだよ。そんなTVの仕事は好きさ。こんなに面白いと知っていたら、もっと前からやっていたのに」と答えたフランクの言葉を紹介している。

フランクは番組から完全に降りてしまうのではなく、何らかの形で残るという噂もある。また、この件がシーズン2のスケジュールに影響を与えることはないだろうとのこと。

「ウォーキング・デッド」シーズン2は、アメリカで10月16日にプレミア放送される予定となっている。
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