アンジェリーナ・ジョリー衝撃の告白　「演技への情熱は冷めてきている」

人気俳優ブラッド・ピットと共に6人の子供の子育てに励む36歳の人気女優アンジェリーナ・ジョリー。そんな彼女にある心境の変化があったという。

以前は、「演技することは、私にとってセラピーみたいなものなの」と語り、「演じることが人生に必要不可欠な要素」であることを強調していたアンジェリーナ。

しかし、フィナンシャル・タイムズ紙のインタビューで彼女は「私も年齢を重ねて、自分自身がわかってきたの。今までは演じる役柄が、自分自身を理解するヒントをくれているようで、興味深かったけど、今は家族といることで、女性としても、大人としても、自分のことがわかっているから、その興味はおのずと減ってきたわ」と語り、演じることへの情熱が冷めてきていることを明らかにした。

子供を産んだばかりのころをアンジェリーナは「私はその時、とても優しいママの気持ちになっていたんだけど、もらった台本をめくってみたら、全部が戦いや銃撃戦のシーンだったの。優しいママの気持ちとは、正反対の世界よね。でも、それこそが今、私に必要なものだと思ったの。ナイトガウンを脱ぎ捨てて、銃を手に取らなきゃって」と振り返る。

スーパースターの彼女さえも「子供を産んで育てたことのある母親なら、誰もが思うことじゃないかしら。もっと体を動かして、少しワイルドになることで、育児とは真逆な世界を思い出せる気になるのよね」と、働くママに共通する心情を吐露。

たしかに育児に追われていると、自分が果たして仕事に復帰できるのか不安になるだろう。子供との時間がどんなに尊いものかわかっていても、社会と接点を持っていないような焦りも感じるのかもしれない。

やっと自分自身のことがわかってきたと語る彼女は「ブラッドと私は、年齢を重ねるにつれて、出演する映画の数を減らしていきたいと考えているの。私たちは長い間、映画業界で働いてきていて、それはすばらしい経験だったけど、ずっとそれだけをやりたいとは思わないのよ。 他にも、もっとやることがあるでしょ」と衝撃的とも思える未来予想図を口にした。

アンジェリーナの気持ちは今、演じること意外の方向に向いているようだ。