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メル・ギブソン、結合双生児の命を救っていた

2011年8月9日
映画「リーサル・ウェポン」シリーズへの出演や、映画「ブレイブ・ハート」でのアカデミー監督賞受賞などで知られる俳優兼監督のメル・ギブソンが、2002年に結合双生児の赤ん坊の命を救っていたことが明らかとなった。

ギブソンが約10年前に命を救ったのは、グアテマラ出身の、頭が繋がった状態で生まれてきた双子の女の子たち、マリア・テレサとマリア・デヘスース。彼女たちは1歳の時に、体を切り離す手術を受けたのだが、その手術の費用の一部をギブソンとギブソンの元妻、ロビンがチャリティー団体Mending Kids Internationalを通して寄付していた。しかし、ギブソン夫妻は最近までそれを公にすることはなかったという。

ギブソンは、ロサンゼルスで行われたテレサとデヘスースの10歳の誕生日パーティーに出席。「私とロビンはデヘスースとテレサの人生に関わってきました。こうして2人に会えるなんてとても嬉しい。結合双生児が普通10歳まで生きられるのは、大変なことです。本当に元気そうな彼女たちに会えることに感激します」と双子の成長ぶりへの感激をパーティーに来ていた記者に語った。

【動画】結合双生児だったテレサとデヘスースに楽しそうに接するギブソン(2分50秒~)


ギブソンと言えば、反ユダヤ的発言をしたり、飲酒運転で逮捕されたりと何かと世間を騒がせるトラブルメーカーとしても知られている。今年3月には元恋人のオクサナ・グリゴリエバに家庭内暴力をふるったことで裁判所から社会奉仕活動を受けるよう指示された。そこでギブソンは再びMending Kids Internationalを通して、別のグアテマラの結合双生児の手助けを行ったという。

今回ギブソンは、熱心に結合双生児の手助けに時間をいだという。ギブソンは、チャリティー活動に感銘を受けたようで「人生で何が大事なのかが分かった。私は自分のことばかり考えていたけれども、それは間違っていた。もっと他の人たちのことも考えないといけないよね」とコメントした。

差別発言や家庭内暴力など、最近、悪い行いばかりが目立っていたが、その一方で、結合双生児の赤ん坊の命を助けるなど良い行いもしているギブソン。しかし、本当に助けてもらっているのは彼自身なのかも知れない。
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