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「X-ファイル」映画版第3作について、ジリアン・アンダーソンが語る

2011年9月8日
90年代に社会現象を巻き起こした人気SFドラマ・シリーズ「X-ファイル」の映画版第3作のプロジェクトについて、スカリー捜査官役のジリアン・アンダーソンが2012年公開への強い希望を語った。

ローワン・アトキンソン主演映画「ジョニー・イングリッシュ」続編に出演し、そのプロモーションで、米Movie Fixのインタビューに答えたジリアン。彼女は、「X-ファイル」の映画版第3作について質問されると、スタッフもキャストも製作に意欲的であると明言した。

「私たちはみんな(映画版第3作の制作を)期待しているわ。次もぜひ作りたいって、最初から言ってきたもの。もちろん、そのことについては議論があることも確か。脚本があるのか、(製作スタジオの)FOXが興味を示しているのか、プロジェクトがどの段階まで進んでいるのか、私には分からないけれど、製作への希望は持っているわ。作品のテーマから言って絶好のタイミングというべき2012年がもう迫ってきているから、急ぐべきね」

2009年、「X-ファイル」神話の核心を描くことになる映画版第3作の企画が、2012年公開に向けて動き出していると報じられ、モルダー捜査官役のデヴィッド・ドゥカヴニーも、これを裏付ける発言をしていた。

2012年は、古代マヤ文明のマヤ暦によると、世界が終末を迎える年。映画版第3作は、これまで描かれてきた「X-ファイル」のミステリーを、マヤの伝説から解き明かすエピソードになるのではないかと見られている。

しかし、1998年の映画化第1作「Xファイル ザ・ムービー」はヒットしたものの、2008年の第2作「X-ファイル:真実を求めて」の興行成績は残念な結果に終わっており、FOXが第3作の製作に踏み切るかどうかは微妙なところ。

ファンとしては、2012年公開が“真実”になることを信じて待つしかないようだ。
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