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奇行続きのジム・キャリー、ストリートアートで孤独な反乱

2011年9月14日
「マスク」「グリンチ」「フィリップ、きみを愛してる! 」などの映画で活躍するハリウッド俳優ジム・キャリー。彼が、ニューヨーク市役所を相手に起こした孤独な戦いが、話題になっている。

ニューヨークのウエストビレッジにアート・スタジオを所有しているジムは、スタジオのシャッターにスプレーで自身のストリートアートを制作。ところが、市役所職員がやってきて、「あなたには、公道に面しているシャッターにスプレーペイントする権利はない」と言い、そのストリートアートを勝手に塗りつぶしてしまったという。

激怒したジムは、再びスプレーを手に取り、シャッターに絵を描き直したとのこと。ジムは米TMZの取材に対して、「ストリートアートは、オレが創造した、ネガティブな空間に存在するいたずら好きな神“ババ”を描いたものだ」と主張。また、市役所職員に向けて、「このグラフィティは、“ババ”の要求に応じて再びスプレーしました」というメッセージを書き添えた。

【動画】ストリートアートを描き直すジム・キャリー
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なお、ジムが怒りの矛先を向けているのは、作品を塗りつぶした職員ではないとのこと。「彼は、彼の仕事をしただけ。オレはアーテイストとしての仕事をしただけだよ」と述べ、あくまで市役所に対する抗議であると強調した。

また、「塗りつぶしたきゃ、また塗りつぶせばいいさ。別に構わない。(罰金を)払えっていうなら、払うさ」ともコメントしている。

4月には、モヒカンヘアの写真をTwitterで公開し、「僕は絵筆です(I am a paintbrush)」とつぶやいたり、8月には、エマ・ストーンに向けて、「結婚したい、野外セックスしたい」という願望をつぶやく熱烈ビデオレターを自分のサイトに投稿したりと、今年に入ってから奇行続きのジム。ひょっとして、これが中年の危機というものなのか!?

どんどんとエスカレートしていくジムから、今後も目が離せそうにない。