火消しに躍起! ブラッド・ピット「結婚は退屈だった」の真意を語る

新作映画「マネーボール」で、野球界に革命を起こした男を熱演中の人気映画俳優、ブラッド・ピットが、過去の結婚生活を「退屈だった」と語ったことで“男を下げた”と大ブーイングを浴びている。これに対し、本人は「誤解がある」と反論した。

ブラッドは米パレード誌のインタビューで、2005年に離婚したジェニファー・アニストンとの5年間の結婚生活について、離婚後、初めて言及。

ブラッドは「90年代はとにかく雑踏を避け、隠れるように生活していたよ。ソファーに座ってマリファナを吸い、一日一日を過ごしているうちに、心が病んできて、自分がすごく惨めに思えてきたんだ」と、当時の心境を吐露した。

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問題となったのは「その頃は、面白い人生を描いた映画を一生懸命見いだそうとしていた。でも、それは実生活が退屈だったからだ。結婚生活も退屈だったし。結婚が素晴らしいものだって偽ろうとしていた」という部分。

ブラッドとしては「正しい選択をして、アンジェリーナという愛する女性を見つけたこと、愛すべき家族を手に入れたことで僕は満たされた」と、結婚はしていないものの、6人の子どもを共に育てている米女優アンジェリーナ・ジョリーの順調ぶりを強調するために、対比として過去の話をしたつもりだったらしい。

しかし、メディアは「ジェニファーとの過去の結婚生活を否定」と一斉に報道。ブラッドとしては「そういう意味で言ったんじゃないのに」という気持ちだったようだ。

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ブラッドは、代理人を通じて「誤解されてしまったことは、とても残念です。ジェンとは今でも友だちだし、彼女はとても寛大で、愛情深く、楽しい女性です。僕が言いたかったのは、ジェンが退屈ということではなく、自分が退屈な人間になっていたということでした。そうなっていたのは、自分自身の責任でした」と声明を発表している。火消しに躍起といったところか。

いずれにしても、前妻のジェニファーは複雑な心境に違いない。終わってしまった恋愛や結婚生活については、時折、ふっと蘇る輝かしい思い出として胸に留め、口外しないほうがよさそうだ。
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