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チャーリー・シーン、自分をクビにしたスタジオと19億円で和解

2011年9月20日
数々の暴言、奇行で主演ドラマ「ハーパー★ボーイズ」を降板させられたチャーリー・シーン。これまで病的で意味不明な言動を続けていた彼が、最近になって、まるで憑き物が落ちたように正気に返ったのはなぜだろうか?

9月15日、人気深夜トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ」に出演したチャーリーは、自身のこれまでの奇行を馬鹿な行いだったと笑いながら振り返り、落ち着いたトークを展開。目を血走らせながら、意味不明な言葉を繰り返していたかつての行動がウソのように、TVカメラの前で生まれ変わった姿を見せた。

また、9月18日に開催されたエミー賞の授賞式にプレゼンターとして登場したチャーリーは、かつて自分をクビにしたことに怒りを隠せず、裁判まで起こした「ハーパー★ボーイズ」に対しても、殊勝な態度を示し、番組を讃えるしおらしいスピーチを披露。その態度の激変ぶりは、改めて全米の視聴者を驚かせた。

どうやら、チャーリーは、一連の騒動に片を付けて、役者として本格的に出直すことにしたらしい。

今年3月、チャーリーは、彼をクビにしたワーナー・ブラザーズと番組クリエイターのチャック・ローリーを相手取り、契約不履行を理由にロサンゼルス郡地裁で訴訟を起こした。制作がキャンセルされた分の出演料、および慰謝料を含む相手への請求額は、1億ドル(約77億円)。だが、このたび米LA Timesは、関係者の話として、カリフォルニア高等裁判所による調停で、チャーリーは、ワーナー・ブラザーズから2500万ドル(約19億円)を受け取って和解する方針だと報じた。

これまで、自身でWeb番組を中継、トークショーのツアーを行い、「ハーパー★ボーイズ」新シーズンのプレミア放送にぶつけて、同時間帯に放送されるケーブル局Comedy Centralの人気リアリティ番組「Comedy Central Roast」に出演するなど、好き放題にやってきたチャーリー。だが、やはり、役者の仕事が恋しくなったようだ。早めに制作側と和解して、再びTVドラマに復帰したいというのが本音だろう。

和解金はチャーリーが当初請求していたよりも少額となったが、それでも庶民の目からしたら莫大な額。「ハーパー★ボーイズ」で彼が受け取っていた出演料は1話につき120万ドル(約9200万円)というから、彼がTVドラマに復帰したがるのも無理はない!?
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