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「スター・トレック」カーク船長、80歳になっても共演者とケンカ

2011年10月6日
伝説的SF海外ドラマ「スター・トレック/宇宙大作戦」のキャストたちの話題が、米ニュースメディアを賑わせている。

「スター・トレック」のMr.スポック役で有名となり、近年では人気海外ドラマ「FRINGE/フリンジ」にも出演していたレナード・ニモイは、今年80歳。彼は昨年、俳優業からの引退を発表していたが、10月2日、シカゴで「スター・トレック」シリーズ45周年を祝うファンが集まるコンベンションに出席した際、「このようなコンベンションに出席するのもこれで最後」と宣言した。

一方、同じく今年80歳のカーク船長役ウィリアム・シャトナーはというと、新刊本と3枚目となるCDをリリースして、相変わらず精力的に活動している。

「Shatner Rules」というタイトルの新しい自叙伝を出版したウィリアムは、ABCのニュース番組に出演、「ファンからかけられる言葉で一番うんざりしているのは?」と聞かれ、「“転送してくれ、スコッティ!(Beam me up, Scotty!)”だよ」と笑いながら回答した。

「スター・トレック」の有名なセリフとして頻繁に使われ、アメリカ人なら誰もが知っているこの言葉。実は、実際のドラマの中では一度も使われていないということを、ウィリアムは今回出版した本の中でも明かしている。

また、ニューアルバム「Searching for Major Tom」では、70年代、80年代のロックソングをカバーしているウィリアム。彼は音楽好きの一面を発揮して、その歌声を披露、イエス、ディープ・パープルなどカリスマ的バンドのメンバーと共演している。

【動画】ウィリアム・シャトナーの軌跡を振り返る
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近年は、コメディ・ドラマ「$#*! My Dad Says」にも出演し、すっかり“面白いおじさん”キャラに見られているウィリアムだが、「スター・トレック」撮影当時、自分よりも人気が出たMr.スポック役のレナード・ニモイに嫉妬、現場で主人公の威信をかけて暴君のように振る舞ったり、ヒカル・スールー(ミスター・カトー)役のジョージ・タケイとも不仲であったことは有名な話。

その後、レナードとの仲は修復されたようだが、ジョージが2008年、同性パートナーと結婚した際、ウィリアムは「結婚式に呼ばれなかった」と激怒。ジョージが「来なかったのはウィリアムのほう」と反論し、公開大喧嘩となったのも記憶に新しいところだ。

そんなウィリアムとジョージの仲はいまだ険悪なようで、先日、FOXの番組「Good Day NY」に出演したウィリアムは、ジョージについて、きわどいジョークを飛ばしている。

【動画】ウィリアム・シャトナーがジョージ・タケイに挑戦状!?


司会者からジョージとの不仲について聞かれたウィリアムは、「いったい彼に何があったのか分からないよ。思うに、僕のことをひそかに愛してたんじゃないかな。いつだったか、彼のくちびるに軽くキスしたことがあったからね、その気にさせちゃったかな」としれっと返答。

トレッキーも、トレッカーも、トレッキストも、ファンたちはみな、出演者たちが仲良く一同に会すところを再び見たいと望んでいるはず。だが、この様子では、ウィリアムとジョージは当分、仲直りできそうもない。
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