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U2のボノ、ジョージ・クルーニーら豪華スターが、CMで放送禁止用語を連発!?

2011年10月9日
人気バンドU2のボノや人気俳優のジョージ・クルーニーら、ハリウッドの人気者が揃って「F***」と叫びまくるCMが話題になっている。

コマーシャルで、まさか「F***」と放送禁止用語を連発するなんて!? 思いっきり、ピーって入っているし…と一瞬、唖然としてしまうが、これはれっきとした啓蒙CM。

「F***」と放送禁止用語を叫んでいるように見せかけて、実は「Famine(飢餓)」と言っているのだ。

このCMは、U2のボノが2002年に設立し、世界の貧困撲滅を呼びかけるチャリティ団体「ONE」によって制作され、ジェシカ・アルバ、ユアン・マクレガー、クリスティン・デイヴィス、コリン・ファレル、ビル・ナイ、ソフィー・マルソー、アニー・レノックス、ヴァンサン・カッセルらが出演している。

これは「Fワード、飢餓こそひわいな言葉」と題され、干ばつによる深刻な食糧危機に瀕するソマリアへの支援を呼びかけている。

【動画】U2のボノやジョージ・クルーニーが、CMで放送禁止用語を連発!?


CMでは、出演するスターたちが、深刻なソマリアの現状を訴えている。

「3か月で3万人もの子供がバタバタと命を落としている。そして、ソマリアの母親たちは、誰を養うか、誰を死なせるかの決断を迫られる。2011年だっていうのに、まったく理解を超えているよ」

また、「Famine is man made(飢餓は人間が引き起こしている)」と嘆きながら、食糧危機は干ばつだけが原因ではなく、政府が対策を講じていないせいで広がっていると指摘。

ボノは声明を出し、「本当に複雑で簡単には考えられない問題なんだけど、ソマリア政府はこの20年機能していないんだ。干ばつが飢餓をもたらしているのではないことは、ちゃんと対策を講じているエチオピアやケニアを見れば明らかだろ。できることは必ずあるはずだよ。もし、東アフリカの子どもたちの命を、自分の子どもの命と同じだと本当に考えるなら、行動しなきゃダメなんだ」と協力を呼びかけた。

超豪華スターが放送禁止用語を連発するかに見えるこのCMなら、見る人へのインパクトは絶大なはず。関心が高まることで、少しでも多くの支援が集まれば、きっと未来は変えることができるだろう。
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