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「glee」マイク役のハリー・シャム・ジュニア、その歌声は…

2011年10月11日
人気海外ドラマ「glee/グリー」で、シーズン3からレギュラーに昇格したマイク・チャン役のハリー・シャム・ジュニアが、第3話「Asian F」で見事な歌声を披露したことが話題を呼んでいる。







【音源】「Asian F」でマイクが歌う「Cool」(「ウェストサイド物語」サントラ)


今年29歳のハリーは、香港出身の母親と広州出身の父親を持つ中国系俳優。彼はコスタリカで生まれ、6歳の時に家族とともに米カリフォルニアに移住してきた。長身でスタイル抜群、たぐいまれなダンスの才能を活かして、「ストンプ・ザ・ヤード」「ステップ・アップ2:ザ・ストリート」といったダンス映画に出演してきた彼は、「glee」で注目される前には、アップルiPod nanoのCMに出演した経歴もある。

【動画】ハリー・シャム・ジュニア出演のiPod nano CM


だが、ダンスが得意な一方、歌うことに苦手意識があったハリー。「glee」の劇中で、レディー・ガガの「ボーン・ディス・ウェイ」をパフォーマンスする際、それぞれが自分のコンプレックスを書いたTシャツを着るというシーンがあったが、ハリー扮するマイクは「僕は歌えない」というTシャツを着ていた。

このたび、米Access Hollywoodの取材を受けたハリーは、「僕はシンガーじゃない。ボーカル・トレーニングを受けてこなかったし。でも、『glee』のコンサート・ツアーが終わった後、“みんなは僕に歌ってもらいたいのかもしれない”と感じて、“やらなきゃ”って気持ちになったんだ。それで、ボーカル・トレーニングを受けて、あの声が出るようになったんだよ」と語り、歌えるようになるために一念発起したことを明かした。

ハリーが歌声を披露した「Asian F」は、マイクをフィーチャーし、両親から常に優秀な成績を期待されているアジア系生徒の悩みを描いたエピソード。このエピソードについて、ハリーは、「マイクの両親のような親は実際にいるね。アジア系だけじゃなく、様々な家庭にも言えることだと思うけど。親たちの多くは、子供たちに学校の勉強を一生懸命させようとして、芸術とかはやらせたがらないものだよね」とコメント。彼も、マイクのような悩みを持った学生時代を過ごしていた過去を垣間見せた。

近年、俳優として幅を広げている彼は、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」のB・D・ウォン、「Teen Wolf」のタイラー・ポージー、「HAWAII FIVE-0」のケリー・フーと共演する新作映画「White Frog」にも出演、本作は2012年アメリカ公開が予定されている。

コンプレックスを克服して歌えるようになったハリーが、今後、「glee」シーズン3でどんな活躍を見せてくれるのか? 大いに期待したい。
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