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10億円挙式は何だったの? “セックスシンボル”キム・カーダシアン、たった72日間で結婚にギブアップ

2011年11月1日
リアリティ番組「Keeping Up with the Kardashians」でブレイクし、歌手や女優として活動するキム・カーダシアン(31)が、プロバスケットボール選手クリス・ハンフリー(26)との離婚を申請した。たった72日間の結婚生活にピリオドを打とうとしている。

キムは8月20日、NBAのニュージャージー・ネッツに所属するクリスと交際9ヶ月にしてスピード結婚。

10億円以上を費やす超豪華結婚式を挙げ、そのもようは、「Keeping Up with the Kardashians」の特番としてテレビ放映もされた。

離婚が成立すれば、2人は交際開始から1年も経たない間に婚約→結婚→離婚をやってのけることになる。世間がついて行けないほどのスピード感だ。

04年に音楽プロデューサーのデイモン・トーマスと離婚経験のあるキムにとっては、2度目の離婚となる。

【動画】キム・カーダシアン、たった72日間で結婚にギブアップ


キムは「慎重に考えた結果、結婚を終えることを決意しました。この結婚が永遠に続くよう望んでいましたが、時に物事は計画通りにならないことがあるようです。私達はこれからも友達同士でいたいと思っていますし、互いに幸運を祈りあっています」と声明を発表。

しかし、クリスには寝耳に水の出来事だったようで「妻をとても愛しているので、彼女が離婚を申請したと聞き大変なショックを受けています。この結婚がうまくいくなら何だってするつもりです」とコメントしている。

提出された離婚届でキムは、その理由を“和解し難い不和”と記述しているのだが、両者の間のこの温度差はなんだろうか?

米TMZは、クリスがミネソタ州に住むことを望んでおり、両者の結婚生活に望むものが違いすぎたことが離婚原因と報じており、たしかにパティーガールのキムを田舎に閉じ込めておくのは難しそうである。

キムは、離婚に向けて敏腕離婚弁護士を確保。この弁護士は、過去にブリトニー・スピアーズやアンジェリーナ・ジョリー、アーノルド・シュワルツェネッガーとマリア・シュライヴァーの離婚訴訟も手がけた人物だ。

離婚する気満々のキムとそれに戸惑うクリス。2人は婚前契約を交わしいるのだが、慰謝料などはどうなるのだろうか?気になるところだ。

キムは、O・J・シンプソン事件裁判の弁護士団として注目を浴びた元弁護士で著名な事業家ロバート・カーダシアンの娘で、美人三姉妹の次女。サーファー青春ドラマ「ビヨンド・ザ・ブレイク」で女優デビューを果たした後、カーダシアン家三姉妹と弟の私生活を追うリアリティ番組「Keeping Up with the Kardashians」で人気を集めるようになった。

キムは、「Keeping Up with the Kardashians」のヒットにより2010年度に600万ドル(約5億円)も稼いだとされ、人気海外ドラマ「CSI:ニューヨーク」シーズン6へゲスト出演するなど絶好調の様子。パリス・ヒルトンらパーティーに繰り出すハリウッドのヤング・セレブとして知られている。

また、その抜群のスタイルから米男性誌PLAYBOYの表紙を飾り、ヌードを披露するなど“セックスシンボル”的な存在。私生活でも元彼でR&B歌手のレイ・ジェイとのセックスビデオが流出したり、スポーツ選手やモデルとの華やかな交際遍歴が話題になったり、なにかと世間を騒がせていた。

なお、「Keeping Up with the Kardashians」を放送するE!も離婚については、事前に知らされていなかったようで、すでに収録済みの2人のラブラブエピソードが放送できなくなるなど、頭を抱えている。

いま本人はマスコミの目を避け、オーストラリアにいるというが、これからも嵐を巻き起こしそうなキムのスピード離婚。あの10億円挙式は何だったんだろうか? リアリティ番組のスターだけに結婚も離婚もショーの一部のように感じられてならない。
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