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エイミー・ワインハウスの遺作アルバムが12月にも発売へ

2011年11月1日
今年7月にアルコールの過剰摂取で27歳で急死した英歌手、エイミー・ワインハウスの遺作アルバム「Lioness: Hidden Treasures」が、12月5日に発売されることになった。

アイランド・レコードから発売されるアルバムは、エイミーの親友で、大ヒットアルバム『フランク』と『バック・トゥ・ブラック』のプロデューサーをそれぞれ務めたサラーム・レミとマーク・ロンソンがプロデュースし、名曲のカヴァーや未発表曲などが収録されている。

なお、アルバム1枚につき1ポンド(約130円)が、社会的弱者の若者を支援する目的で新設されたチャリティ団体「エイミー・ワインハウス基金」に寄付されるという。

収録曲は以下の通り。

1. OUR DAY WILL COME (Reggae Version)
ルビー&ザ・ロマンティックスのカヴァー。デビュー前の2002年5月に収録された。

2. BETWEEN THE CHEATS
以前の夫だったブレイク・フィールダー・シビルとのいざこざを歌った曲。2008年5月にロンドンで収録。

3. TEARS DRY
自身による初めてのバラード。2005年11月にマイアミで収録。

4. WAKE UP ALONE
アルバム「Back To Black」のために録音された最初の曲。2006年3月、デモ用に一発録音された。

5. WILL YOU STILL LOVE ME TOMORROW
シュレルズのカヴァー。2004年9月に収録。

6. VALERIE
エイミーの大ヒット曲のスローバージョン。2006年12月に収録。

7. LIKE SMOKE featuring Nas
大親友のナズとのデュエット。2008年5月収録。

8. THE GIRL FROM IPANEMA
エイミーが18歳の時にマイアミで録音した初めての曲。プロデューサーのサラームは、「エイミーがこのボサ・ノヴァの名曲を歌ったとき、彼女の才能に思わず感激したよ。曲へのアプローチの仕方が若くてフレッシュだったんだ」と語っている。2002年5月収録。

9. HALFTIME
生前、ザ・ルーツのドラマー、クエストラブといつか一緒にやりたいと構想を話していた曲。2人が一緒に作ることは叶わなかったが、プロデューサーのサラームと制作、2002年8月収録された。


10. BEST FRIENDS
ブレイク以前にライブのオープニングでよく歌っていた曲。2003年2月収録。

11. BODY & SOUL with Tony Bennet
今年発売されたエイミー最後の作品で、2011年3月にアビーロードスタジオで収録されたトニー・ベネットとのジャズのスタンダードナンバーのデュエット。

12. A SONG FOR YOU
エイミーが大好きだったアーティスト、ダニー・ハサウェイのカヴァー。2009年に薬物中毒から回復を図っている際に収録された。


英大衆紙「サン」によると、エイミーの父親は「エイミーを追いかけ回したり、怒ったりするのに相当な時間を費やしてきました。でも、娘が本当に天才だったとは気付かなかったのです」と語った。

「残された家族と共にこのアルバムを聞いて、初めて娘の才能の豊かさが本当の意味でわかった気がします。ジャズのスタンダードからヒップホップまで、思わず息をのんでしまうほどでした」

「新曲『ハーフタイム』は、これまで聴いたことがありませんでしたが、驚くほど美しい曲です」

娘に先立たれた父親は、エイミーとの思い出に浸りながら新しいアルバムを聴いたことだろう。
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