「60ミニッツ」の名物コメンテーター、アンディ・ルーニー死去

米CBSのドキュメンタリー番組「60ミニッツ」に出演してきた名物コメンテーター、アンディ・ルーニーが、4日夜、死去した。享年92歳だった。米メディアが伝えた。

「60ミニッツ」の最後に、アンディが日常の問題をユーモアたっぷりに取り上げるコラムは、日本でも、ピーター・バラカンがホストを務める番組「CBSドキュメント」(1988年～2010年放送)内で放送されてきた。なお、この番組は、現在、TBSニュースバードで放送が継続されている。

1978年から30年以上にわたって、「60ミニッツ」のコラムを担当してきたアンディ。彼は亡くなる1ヶ月前まで番組に出演、引退することは全く考えていなかったという。生涯現役を続けたアンディが収録したコラムは、実に1097回に上る。

ジャーナリスト、プロデューサー、作家として、半世紀以上もの間、活躍してきたアンディは、最後の番組出演で、こう自分の人生を振り返った。

「私は自分をTVのパーソナリティとは思ってないんですよ。私は自分が書いたものを読んでいる作家なんです」

【動画】アンディ・ルーニー最期の番組出演

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