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ゲイ差別発言で全米騒然! エディ・マーフィがアカデミー賞司会を降板

2011年11月10日
2012年2月26日に開催予定の第84回アカデミー賞授賞式の司会者に決定していたエディ・マーフィが、降板することが明らかとなった。米メディアが伝えた。

エディの降板は、授賞式のプロデューサーを務めるはずだったブレット・ラトナー(映画「ラッシュアワー」シリーズ監督、「プリズン・ブレイク」製作総指揮)の降板声明を受けたもの。事の発端は、ブレットがゲイ差別と受け取れる発言をしたことだった。

アメリカで先週末から劇場公開している新作映画「ペントハウス」(ブレット監督、エディ主演)のプロモーションの際に、ブレットは、「リハーサルなんてオカマがするもんだ」と発言。これに、同性愛者団体などが猛抗議。ブレットはその後すぐに正式な謝罪コメントを発表したが、抗議は収まらず、彼は8日に授賞式のプロデューサーを辞任することを発表した。そのため、ブレットの盟友として司会者にキャスティングされていたエディも、彼と共に降板せざるを得なかったようだ。

なお、ブレットに代わるプロデューサーは、映画「ダ・ヴィンチ・コード」やTVシリーズ「24 -TWENTY FOUR-」ほか多数の作品を手がける有名プロデューサー、ブライアン・グレイザーに決定した。

エディはこの降板に際し、「まず、今年のアカデミー賞授賞式のプロデューサー交代について、私はそれぞれの決定を理解し、サポートするつもりであることを述べておきたいと思います。私たちのプロダクション・チームが作り上げようとしていた授賞式に参加できることを、私はとても楽しみにしていました。しかし、新しいプロダクション・チームも同じぐらい素晴らしい仕事をしてくれるだろうと信じています」との声明を出している。
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