Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
海外ニュース詳細

「glee」の“初体験”エピソードをメディア監視団体がバッシング

2011年11月12日
※「glee」シーズン3についての情報が含まれます。

人気ミュージカル海外ドラマ「glee/グリー」が、オンエアしたエピソードの内容に問題があるとしてメディア監視団体PTC(Parents Television Council)から強い非難を受けた。

米EWによると、PTCが問題視しているのは、11月8日に放送された「glee」シーズン3第5話「The First Time」。文字通り「初体験」をテーマとして取り上げたエピソードなのだが、これについてPTCの会長は「『glee』は子供たちがセックスするシーンを放送しただけでなく、それを賞賛した。これは非難されるべき行為だ」と抗議。

さらに、「最近のテレビは、大人のセックスシーンよりも十代のセックスシーンの方が多く描かれる傾向にあり、『glee』もその傾向に沿ってしまったようだ」「しかし、TVの影響を受けてセックスするようになる十代の子供たちは多い。FOXは『glee』がどれだけ子供たちを引き付ける番組であるかということを知っているはずなのに十代のセックスを賞賛するとは、非常に無謀なことだ」と強く非難している。なお、同性愛者の登場人物が登場することでもしばしば注目される「glee」だが、PTCはカップルのジェンダー(性別)に関しては問題視していないとしている。

このPTCの抗議声明を受けて、番組製作総指揮者のライアン・マーフィーは、特に問題がある内容だとは思わないと反論。「ポジティブなメッセージを発信できたと思う」とコメントしている。

PTCは、アメリカで放送される子供向けテレビ番組の中で、過剰な暴力描写や性的暗喩、不適切な言葉の使用がないか監視している市民団体。「glee」は昨年10月にも、主演俳優らが男性誌でセクシー過ぎるポーズをとったとしてPTCから非難を受けている。
 
関連ニュース
海外ニュース
国内ニュース
DVDニュース
特集記事
ランキング/まとめ