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クリントン元大統領の愛娘が米NBCのニュース特派員に

2011年11月16日
アメリカ合衆国第42代大統領ビル・クリントンと現米国務長官ヒラリー・クリントンの一人娘、チェルシー・クリントンが、米四大ネットワークの一つ、NBCネットワークのニュース特派員に採用されたことが明らかになった。

米ニューヨーク・タイムズによると、チェルシーは、夜のニュース番組「NBCナイトリー・ニュース」内で放送される「Making a Difference」の制作に加わる。同番組は、自分と同じ地区に住む人たちの生活や暮らしを改善しようとボランティア活動をする人物や団体を追う報道特集シリーズ。

チェルシーは同紙の取材に対して、「『Making a Difference』を通して様々な物語を伝えることにより、祖母から教えられた、"人生とは、あなたに起こったことではない。起こったことに対してあなたのしたことである"という格言通りに生きることができたら幸いです」という声明を発表している。

NBCの社長は、「チェルシー・クリントンは、TVスターになりたいわけではない。彼女は現場で取材をしたいと望んでいるし、番組の編集にも関わることを希望している」とコメント。「彼女は近い将来、フルタイムで働くことになるだろう」とも述べており、今回の仕事はNBCで働くジャーナリストとしての第一歩であることを明かした。

NBCは、これまでも第43代アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュの娘、ジェナ・ブッシュ・ヘイガーや、オバマ大統領と大統領の座を争った共和党の政治家ジョン・マケインの娘、メーガン・マケインら、政治家の娘を採用した実績がある。 
 
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