空前の“白雪姫対決”の火蓋が切られる　予告編が公開

映画界では空前の“白雪姫対決”の火蓋が切られようとしている。人間の少女とヴァンパイアの禁断の恋愛を描いた人気映画「トワイライト」シリーズの主演女優クリステン・スチュワートが主演を務める映画「スノーホワイト(原題:Snow White and the Huntsman)」と、イギリス人歌手フィル・コリンズの娘で、人気青春海外ドラマ「新ビバリーヒルズ青春白書」などに出演するリリー・コリンズが主演する映画「Mirror, Mirror(邦題未定)」が時期を同じくして制作され、予告編が公開された。

同時期に制作された“白雪姫”の映画ということで、嫌でも比較されてしまうわけだが、どちらも豪華さでは負けていない。

ディズニー作品でもお馴染みの“白雪姫”は、魔法の鏡が「世界で一番美しいのは白雪姫」と答えたことで、自分が世界で一番美しいと信じている王妃(白雪姫の継母)が毒りんごなどを使って、白雪姫を殺そうとするストーリー。

まず、クリステン主演の映画「スノーホワイト」は、CG満載の戦闘シーンが光るアクション超大作。意地悪な継母役を映画「モンスター」でアカデミー賞主演女優賞を獲得したシャーリーズ・セロンが熱演している。

【動画】映画「スノーホワイト」予告編


また、リリーが主演する映画「Mirror, Mirror」はコメディタッチのファンタジー作品となっている。美に命を懸ける継母役は、映画「プリティ・ウーマン」のジュリア・ロバーツが演じた。

「鏡よ、鏡よ、鏡さん。この世で一番美しいのはだあれ?」と王妃である継母が問いかける有名なシーンが、タイトル「Mirror, Mirror」の由来で、予告編でも明らかなように、ジュリアの毒舌が映画の魅力のひとつ。

【動画】映画「Mirror, Mirror」予告編


しかし、双子の母親でもあるジュリアは「怖い継母役だと子供たちには教えていないの。ディズニーの『白雪姫』でも泣いて、悪夢を見るようになったくらいだから、言えないわよね」と苦笑いしていた。

全米での映画の公開は、「Mirror, Mirror」が来年3月、「スノーホワイト」は来年6月の予定。興行収入でどちらに軍配があがるのか? 空前の“白雪姫対決”の結果が注目されそうだ。
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