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「0011ナポレオン・ソロ」リメイク映画からソダーバーグ監督が降板

2011年11月22日
人気海外ドラマ「0011ナポレオン・ソロ」リメイク映画を監督する予定だったスティーヴン・ソダーバーグが降板することが明らかとなった。

米The Playlistによると、スティーヴンは2010年頭から手がけてきた「0011ナポレオン・ソロ」リメイク映画の企画から手を引くことを決めたとのこと。製作会社ワーナー・ブラザーズとの話し合いで、予算とキャストについて合意に至らなかったことが原因と報じられている。

本作は、3作のシリーズとして企画されていたが、ワーナー・ブラザーズが第1作の予算として提示した額は6,000万ドル(約48億円)。スティーヴンは、60年代を舞台に、4大陸を股にかけたスパイ作戦を繰り広げる映画を作るには、予算不足だと考えたようだ。

また、キャストについても、監督とワーナー・ブラザーズの意向は、食い違っていたとのこと。ワーナー・ブラザーズは、当初、主演に決まっていたジョージ・クルーニーに不満で、もっと若い俳優をキャスティングしたがっていたという。結局、ケガのためにジョージは降板、スティーヴンは、ジョージに代わるキャストとして、「バンド・オブ・ブラザーズ」や映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」のマイケル・ファスベンダー、「THE KILLING ~闇に眠る美少女」のジョエル・キナマンを推したが、2人がワーナー・ブラザーズの別の映画にキャスティングされてしまったため、彼らの出演は叶わなくなってしまった。

その他、主演候補の名前には、ブラッドリー・クーパー、ライアン・ゴズリングのほか、スティーヴンの新作映画「Magic Mike」に出演しているチャニング・テイタムの名前も挙がったが、スティーヴンの降板で、すべては振り出しに戻ってしまった模様。

なお、スティーヴンは「0011ナポレオン・ソロ」リメイク映画を、自身の監督引退作と考えていたと言われる。だが、今回の降板によって、来年全米公開予定の「Haywire」「Magic Mike」の後に手がける、HBOのTV映画「Behind the Candelabra」(マイケル・ダグラス、マット・デイモン主演によるリベラーチェの伝記映画)が、彼の最後の監督作になるかもしれないと伝えられている。
 
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