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スティーブ・ジョブズ伝記映画の主役候補に2人の「ER」俳優が浮上

2011年11月23日
10月5日に永眠したアップルの創業者スティーブ・ジョブズの伝記本「スティーブ・ジョブズ」(ウォルター・アイザクソン著)を元に、彼の生涯を映画化する企画を米ソニー・ピクチャーズが進めていると伝えられている。その主役最有力候補に、「ER 緊急救命室」が出世作となったジョージ・クルーニーとノア・ワイリーの名が挙がっていると報じられた。

英NOWマガジンによると、56歳でこの世を去ったスティーブ・ジョブズ役に、「ER」でダグ・ロス役を演じた50歳のジョージと、同作でジョン・カーター役を演じた40歳のノアの名が浮上しているとのこと。また、同誌は、この映画が来年にクランクインすると伝えた。

米メディアは、映画制作は、まだ確定ではないとしているが、Facebookを題材にした映画「ソーシャル・ネットワーク」の脚本を手がけたアーロン・ソーキンに、アプローチがかけられていると報じている。

知名度、実績から見て、主役には、ジョージ、ノアの、どちらが選ばれてもおかしくないところだが、ノアは、1999年に米TNTで放送されたTV映画「バトル・オブ・シリコンバレー」でスティーブ・ジョブズ役を演じており、細かい仕草や話し方がそっくりだとして高評価を得ている。スティーブ自身もノアの演技を気に入り、同年ニューヨークで開催されたマックワールド・エクスポにノアを招待した。スティーブ・ジョブズを演じる、という点においてはノア・ワイリーが一歩リード、というところか。

ニールセン・ブックスキャンの調査によると、10月24日に世界同時緊急出版された伝記本「スティーブ・ジョブズ」は、発売1週間目で38万3千冊を売り上げたという。まだ未決定事項が多い映画版「スティーブ・ジョブズ」だが、ヒットすることはもう約束されたようなものだと各メディアは伝えている。果たして主役の座を射止めるのはだれか。続報が待たれる。
 
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