Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
海外ニュース詳細

ジェニファー・ロペス、地元愛をうたったCMで影武者使い非難殺到

2011年11月28日
米国民的オーディション番組「アメリカン・アイドル」の審査員として再ブレイクした歌手で女優のジェニファー・ロペスが、生まれ育った街を舞台にした新作コマーシャルでボディダブル(影武者)を使ったことが明らかになり、批判を浴びている。

ジェニファーは、先日、イタリアを代表する車ブランド、フィアット500の新しいイメージキャラクターに就任。生まれ育ったニューヨーク、ブロンクスの街を颯爽と運転しながら、「この場所。ここが私の世界」「私はこの街にインスパイアされるの」「多くの人にとっては、ただの道だろうけれど、私にとっては庭。遊び場なの」などと地元愛を語ったコマーシャルを製作した。大スターになっても自分のルーツを忘れない、地元を愛している、というメッセージを伝える感動的なコマーシャルに仕上がっているのだが、実はジェニファーはブロンクスまで行っていなかったことが明らかになってしまった。

【動画】ジェニファーが登場するフィアット500のCM


11月23日、米ニューヨーク・ポストは、ジェニファーのスポークスマンが同紙の取材に対して、ブロンクスの街を走行していたのは、ジェニファーではなく、彼女によく似たボディダブルだったことを認めたと報じた。ジェニファーは、このコマーシャルの撮影を全てロサンゼルスで行い、実際にはブロンクスには行かなかったという。

ジェニファーのスポークスマンは、「何が問題なのか分からない。このようなケースは山ほどある」とコメント。フィアットのスポークスウーマンも、「コマーシャルの撮影は、ロペスさんのスケジュールに合わせ、その時彼女が居た場所で行いました。特定の場所にいなければインスパイアできないとか、インスパイアされ続けないとかいうわけではありません」と述べており、なぜ、こんなに問題視されるのか分からないといった様子を見せている。

しかしながら、フェイアットは、コマーシャルが発表された際に、「マンハッタンに住むジェニファーが、彼女にずっとインスパイアを与えてくれる生まれ故郷のブロンクスに戻る、という内容の作品です」と説明しており、ジェニファーがブロンクスで撮影するのが筋ではないのか、ジェニファーは好感度アップのために、地元を愛していると言っているだけだろう、と批判する声があがっている。

「アメリカン・アイドル」シーズン11の審査員を15億円で契約するなど、キャリア的には絶好調のジェニファー。今回の批判はイメージダウンにも繋がるため、どうにか名誉挽回したいところだろう。ジェニファーはこの件について、今のところコメントを出していない。
 
関連ニュース
海外ニュース
国内ニュース
DVDニュース
特集記事
ランキング/まとめ