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マイリー・サイラス、ウォール街デモを応援するビデオを制作

2011年12月5日
先日、「マリワナ常習者」ジョークで論議を巻き起こしたマイリー・サイラスが、アメリカ・ウォール街で発生し、全米、そして世界各国に広がった抗議運動をサポートするビデオリミックスを制作した。

マイリーは、11月26日、2010年6月にリリースしたセカンドアルバム「キャント・ビー・テイムド〜ワタシ革命〜」に収録されている「リバティ・ウォーク / Liberty Walk」のビデオリミックスを、自身のYoutube公式ページで公開。

このビデオでは、ニューヨークのウォール街で発生した、経済格差など社会的な矛盾に抗議する「ウォール街を占拠せよ」(Occupy Wall Street)参加者のデモ行進や警察との衝突の様子。そして、そのムーブメントが広がり、全米や世界各国の様々な場所でも抗議運動が繰り広げられた様子が写されている。さらにこのビデオには、「自分の信念に基づき立ち上がった、何千人もの方々に捧げます」というメッセージが添えられている。

【動画】マイリー・サイラスが動画と音楽でウォール街デモをサポート


しかし、「ウォール街を占拠せよジャーナル」の共同編集者プリシラ・グリムは、このビデオリミックスを見て、意味のないジェスチャーだとコメント。「(マイリーは)ロサンゼルス市庁舎周辺で行われている抗議活動に参加するガッツはないでしょう」「革命主義者を占拠せよ、だわね。ミス・サイラス」と皮肉る発言をしている。

今回の一連の抗議運動は、社会の富の大半が、ごく一部の富裕層や特権階級によって握られているという社会に異議を唱えるもの。トップアイドルとしての名声をほしいままにしてきたマイリーがこの運動を応援するといってもどれほど説得力を持つだろうか。しかも、実際に抗議運動の現場には参加することなく、ビデオを制作しただけということであれば、「ジェスチャー」だと揶揄されても仕方ないのかもしれない。

世間はこのビデオをどう評価するのか。今後、マイリーがさらなる活動に踏み出すのか、注目される。
 
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