2011年ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、作品賞は「ヒューゴの不思議な発明」

12月1日、アカデミー賞の前哨戦のひとつ、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞が発表され、マーティン・スコセッシ監督初の3D映画「ヒューゴの不思議な発明」が作品賞・監督賞に輝いた。

その他、男優賞は「The Descendants」のジョージ・クルーニー、女優賞は「We Need to Talk About Kevin」のティルダ・スウィントンが獲得。 また、外国語映画賞はイラン映画「ナデルとシミン(仮題)」が受賞し、そのトップ5には三池崇史監督の「十三人の刺客」も選出された。

ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の主な受賞結果は下記のとおり。


◇作品賞
「ヒューゴの不思議な発明」

　◆その他トップ10
　「The Artist」「The Descendants」「Drive」「ドラゴン・タトゥーの女」「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」「The Ides of March」「J・エドガー」「ツリー・オブ・ライフ」「戦火の馬」

◇男優賞
ジョージ・クルーニー「The Descendants」

◇女優賞
ティルダ・スウィントン「We Need to Talk About Kevin」

◇助演男優賞
クリストファー・プラマー「人生はビギナーズ」

◇助演女優賞
シャイリーン・ウッドレー「The Descendants」

◇監督賞
マーティン・スコセッシ「ヒューゴの不思議な発明」

◇オリジナル脚本賞

ウィル・ライザー「50/50 フィフティ・フィフティ」

◇脚色賞

アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン&ジム・ラッシュ「The Descendants」

◇ブレイクスルー演技賞
フェリシティ・ジョーンズ「Like Crazy」
ルーニー・マーラ「ドラゴン・タトゥーの女」

◇外国映画賞
「ナデルとシミン(仮題)」(イラン)

　◆その他トップ5
　「十三人の刺客」(日本)「Elite Squad: The Enemy Within」(ブラジル)「Footnote」(イスラエル)「Le Havre」(フィンランド)「Point Blank」(フランス)