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「ドクター・フー」消失していた古いエピソードが発見される

2011年12月13日
イギリスの長寿シリーズとして有名な人気海外ドラマ「ドクター・フー」の消失していた古いエピソードが発見され、12月11日、英国映画協会が主催する「Missing Believed Wiped」にて上映された。米Zap2itが報じた。

毎年ロンドンで開催されている「Missing Believed Wiped」は、何らかの理由で失われてしまった過去のTV映像を発掘して上映しているイベント。今年は、1963年から英BBCで放送されている人気SFシリーズ「ドクター・フー」の古いエピソードが公開された。

1960年代、TVの収録テープは非常に高価だったため、放送契約が終了すると、テープは別の番組のために再利用されることがめずらしくなかった。そのため、録画テープが保存されていないTVドラマも少なくなく、「ドクター・フー」も100を超えるエピソードが保存されずに消失してしまっているといわれている。

しかし、今回、フィルム・コレクターのテリー・バーネット氏のコレクションの中から、これまで消失したと思われていた「ドクター・フー」のエピソード2話(ウィリアム・ハートネル演じる初代ドクターのエピソードと、パトリック・トラウトン演じる2代目ドクターのエピソード)が発掘されたとのこと。バーネット氏はそれらを他のコレクションと共に80年代初めに購入していたが、“お宝エピソード”が混じっていたということに長らく気づかなかったという。

この日、上映イベントのホストを務めたのは、現在「ドクター・フー」で脚本を担当し、出演もしているマーク・ゲイティス。彼は、「世界中の『ドクター・フー』ファンにとっては、クリスマスが早く訪れたようなものだね。失われていたエピソードが発見されるのはすばらしいことだ」とコメントし、ファンと喜びを分かち合った。

さすが、半世紀も続く人気シリーズならではの嬉しいサプライズといえるだろう。
 
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