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「glee」クリスマスソング・リメイクの収益を100%寄付

2011年12月19日
人気海外ドラマ「glee/グリー」は、同番組内でカバーする80年代の名曲「Do They Know It’s Christmas?」で得た収益を全てチャリティー団体に寄付する予定であることが明らかになった。米FOXToledo.comが報じた。

「Do They Know It’s Christmas?」は、1984年に、貧困国の飢饉救済資金を集める目的でボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロが作曲。イギリスとアイルランドのロック、ポップスを中心としたトップ・ミュージシャンらで結成されたバンド・エイドが歌い、同年クリスマス前にリリースされ大ヒットとなった。1989年にはバンド・エイドII、2004年にはバンド・エイド20により再録音・発売され、代表的なチャリティーソングとして世界中で知られている。

Hollywood.comの取材に応じたボブは、「ミッジと私が作曲した26年前から、この小さな曲に対する反響は続いている」「世界中に大勢の若い視聴者を持つ『glee』で、この曲を紹介してもらうことで、若い人たちが、干ばつと無意味な内戦が引き起こした飢餓と貧困により大勢の人たちが死んでいくソマリアの現状を知ることになる。最高のタイミングで、リメイクしてもらえることになったと思っている」とコメントしている。

国際的な慈善活動家として知られているU2のボノは、FOXToledo.comの取材に対して、「『Do They Know It’s Christmas?』は私の人生を大きく変えた」と発言。「今、私がしている(慈善活動)の全ては、この小さな曲から始まったことなんだ」と述べた。

長年に渡り、多くの人々に影響を与えてきた名曲「Do They Know It’s Christmas?」。「glee」でリメイクされることにより、チャリティーに興味を持つ若者が増えることが期待されている。

【動画】コーリー・モンテースが歌う「Do They Know It’s Christmas?」
 
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