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塀の中でも懲りずに麻薬! 服役中のマイケル・ダグラス息子、刑期延長される

2011年12月22日
麻薬取引で有罪となり、服役しているハリウッド俳優マイケル・ダグラスの息子、キャメロン・ダグラスの刑期が、さらに4年半延長された。

米Miami Heraldによると、12月21日、ニューヨーク連邦地裁は、麻薬所持の罪でキャメロンに4年半の刑期延長を言い渡し、ドラッグ治療と心理セラピーを受けるよう勧告した。

【動画】マイケル・ダグラスの息子、キャメロンの刑期延長


2009年7月、マンハッタンの高級ホテルで覚醒剤の取引を行った容疑で逮捕されたキャメロン。彼は2010年4月、禁固5年の実刑判決を受けて服役していたが、今年10月、刑務所内でドラッグを手配、自身も使用したとして、麻薬所持の罪に問われていた。今回の刑期延長で、彼には9年半の刑期が課せられることになる。

マイケルと前妻ディアンドラとの間に生まれたキャメロンは現在、33歳。名優の家系に育ち、自身も何本かの映画に出演しているが、私生活では13歳からドラッグに手を染めていた。一時期は父マイケルに出資してもらってナイトクラブ経営に乗り出したこともあったが、約15万ドル(約1170万円)の借金を作って事業は失敗に終わったという。

昨年、喉頭ガンの治療を受けていることを告白、自身もアルコール依存症に苦しんできた過去をもつ父マイケルは、これまで、「家系的にアルコールや麻薬問題を起こしやすい」「有名な父親を持ったことでプレッシャーを感じたり、自分とは何か悩み続けている」と息子をかばってきた。

キャメロン自身も裁判所では反省の弁を述べているが、彼が本当に更正するまでの道程は遠そうだ。