米「X ファクター」ホストに厳しい評価! 降板濃厚か?

12月22日にシーズン1ファイナルが放送された大型オーディション番組「X ファクター」のホストを務めるスティーヴ・ジョーンズが、今シーズン限りで降板することが確定的だと報じられた。

「X ファクター」は、イギリスの人気音楽オーディション番組のアメリカ版。優勝賞金額はTV史上最高の500万ドル(約4億円)が用意されておりメジャーデビューのチャンスも与えられる。9月21日に放送開始以来、高視聴率を維持しており、シーズン2の放送も決定。新シーズンでは審査員が入れ替わるのではないかとの噂が流れるなど、何かを注目を集めている。

英The Daily Mailによると、FOXの重役たちは、「X ファクター」の司会者であるスティーヴの契約を更新しないという結論に達しているとのこと。奇跡でも起きない限り、次のシーズンには出ないだろうと伝えた。契約更新しない理由は、放送開始時から、度重なるミスや出場者の扱いについて、批評家から手厳しい評価を受けており、一向に改善する見込みがないと、局は不満を持っているのだという。

この報道に対して、スティーヴの代理人は、「全くの作り話」だと反論。「スティーヴ・ジョーンズが、『X ファクター』を降板する話は全く出ていない」と否定した上で、「スティーヴは、今シーズンの結果にとても満足している。来年もこの番組で新しい才能を発掘することを楽しみしている」とのコメントを発表している。スティーヴ自身も、米Access Hollywoodの取材で、「(契約更新の)話し合いは年明けになる」とし、降板報道はデタラメだと明言している。

もし、スティーヴが番組を降板することが決定した場合、就任後、わずか3週間で審査員を降板させられたシェリル・コールに続く、2人目となる。なお、シェリルの後釜として入ったニコール・シャージンガーは、シーズン2ではホストを務める可能性があるという噂が流れており、代わりに新しい審査員が加わるかもしれないと、一部メディアで伝えられている。

「アメリカン・アイドル」も、司会者の一人、ブライアン・ダンクルマンをシーズン1で降板させ、ライアン・シークレスト単独でホストを務めさせることにより成功を収めた。スティーヴが第二のブライアンになる可能性は、大いにありそうである。

 

FOX bs238 - 日本で「X ファクター」を放送