「X ファクター」シーズン1出場者たちが次々とレコード契約

※この記事には「X ファクター」シーズン1についてのネタバレがあります。

昨年の12月に、記念すべき最初のシーズンに幕を下ろした大型オーディション番組「X ファクター」に出場した、クリス・レネー、マーカス・キャンティ、アストロの3人が、大手レコード会社と契約を結んだことが明らかになった。

「X ファクター」は、イギリスの人気音楽オーディション番組のアメリカ版。放送開始前から話題を集め、放送開始以降は予想通り安定して高視聴率を維持した。最終段階では、メラニー・アマーロ、ジョシュ・クラジック、クリス・レネーの3人が競い合い、メラニーが優勝。メラニーは優勝したことで、TV史上最高の500万ドル(約4億円)の優勝金を受け取ったほか、エピック・レコードと契約を結び、メジャーデビューすることが決定した。

さらに米Access Hollywoodが伝えたところによると、シーズン1で3位だったクリス、トップ10入りしたR&Bを得意とするマーカス、そして同じくトップ10入りした10代のヒップホップアーティスト、アストロも、メラニーと同じく、エピック・レコードと契約を結んだという。

1月18日に発表された声明文で、クリスは、「ずっと夢見てきた重要な瞬間が今、来たんだ」「エピックのアーティストになれて本当に光栄だ。(審査員でエピック・レコードのCEO)LA・リードと一緒に働けるだなんて、夢のようだ。彼は本当に素晴らしい人。自分の音楽を世界中の人とシェアできることを楽しみにしているよ」とコメント。

マーカスは、「エピック・ファミリーの一員になるという機会を与えてくれた神に感謝する」「メンターのLA・リードと一緒に働くことができ、とても嬉しい。腕まくりして仕事に行く準備は、もう万端だ。歴史を作っていくんだ。行くゾッ!」と意気込みを語った。

アストロも、「LA・リード、そして彼のエピック・レコードのスタッフと共に、旅を続けていくことができ、とても嬉しい。LAは、オレを見た瞬間、スターになるって言ってくれた。その言葉が本当だって証明できるよう、一日も早く仕事に取り掛かりたい。2011年はカッコよかった年、そして、2012年はエピックだ」と喜びを明かした。

なお、今回エピック・レコードと契約をした3人とも、「X ファクター」ではLAのチームに属していた。

 

米「X ファクター」公式サイト(英語)