米「X ファクター」ホストと審査員ニコール、ポーラの降板決定

米大型オーディション番組「X ファクター」のホストを務めるスティーヴ・ジョーンズと、審査員のニコール・シャージンガーが、同番組を降板することが明らかになった。

[追記:　1月31日、審査員ポーラ・アブドゥルの降板も発表された。]

スティーヴは、Twitterで「残念だが、次シーズンからはもうホストを務めません。でも、出演はとても楽しいものでした。番組のみんなに幸運を祈るよ」と降板を発表した。

スティーヴの降板は、シーズン2の放送決定がされた頃から噂となっており、12月には、英The Daily Mailがスティーヴの契約更新の可能性は低いと伝えていた。

スティーヴの代理人は降板の噂を否定していたが、今回、現実のものとなってしまった。

放送開始時から、度重なるミスや出場者の扱いについて、批評家やファンから手厳しい評価を受けており、サイモン・コーウェルからも改善を求められていた。

1月初旬、FOXエンターテイメント社長ケヴィン・レイリーは「(来期は)番組に少し変化が見られるだろう。ご存じの通り、ホストは予想以上に大変な仕事だしね。みんなライアン・シークレストのすごさを認識していると思う。スティーヴがホストにふさわしいか、そうではないか、そのうち分かるさ」と語っており、スティーヴは厳しい立場に立たされていたようだ。

一方のニコールは、今回の降板についてまだコメントを発表していないが、情報源によると自身の音楽活動に専念したいとのことだ。

ニコールにも、審査員としてふさわしくないのではないかという声が挙っていた。自身も、「出場者が脱落していくのを見るのは辛い。審査員よりも自分はあくまで歌手である」と語っていた。

今回、ホストのスティーヴと審査員のニコール、ポーラを失った「Xファクター」。シーズン2から彼らの後釜を務めるのは一体誰なのか?続報が待たれる。